こどもの世界を想像する
我が家のHSCな小2の娘たち。
HSC 「人一倍繊細な子」だけど
好奇心旺盛で、刺激を好み
常に動きたいタイプ
一方で、HSCの特性がゆえに
お友達の気持ちを想像することや状況理解がとても得意な分、
自然と「人の役に立ちたい」という気持ちは
小さな頃から人一倍強い子たちだからこそ、
集団の中では気疲れもしやすい。
いわゆる、刺激を求めるHSS型HSCな娘たちなのですが。
夏休みは、「集団の場」にいることが少ないからこそ
のびのびと過ごせていて
癇癪を起こす場面も少ないように日々感じています
ちいさい頃は
「疲れるとぐずぐずになるから」と
お昼寝確保やお出かけ先
スケジュールなど
親が考えて調整したり
楽に過ごせる状況を作り出したりして
うまく感情のコントロールを乱さないように
母である私が、気を回して
ピリピリしていたことが多かったのですが
だんだん成長と共に、
「自分たちのやりたいこと」もはっきりと出てきて
「きっと夜には疲れで、怒りやすくなって
大変になるだろうけど 見守ること」
が増えてきたように思います。
案の定、
スケジュールがパンパンな日
お友達と楽しみすぎた日
イベント事で日常とは違った日
そんな日の夜は、疲れから
双子間の喧嘩も増えるし
ちょっとしたことで不機嫌になったり
感情コントロールできずに爆発して
怒りやすくなったりすることも
やっぱり多くて
目の前の出来事だけ見ると
「せっかく楽しくお出かけしたのに、ご機嫌で終わろうよ!」
とか
「もうすぐ8歳なんだからそんなことくらいで怒らないよ!」
とか
「みんな、もうこんなグズグズにはならないよ!」
とか
親もイライラモヤモヤしてしまいがちだけど
そんな時には
「子ども側の世界を想像してみること」を大切にしています。
そう考えると
何にも問題は起こってなくて。
ただ、キャパオーバーを迎えていただけ。
小さい頃はそれを回避してきたけど
今は疲れたり、怒っちゃった時の嫌な感情も
娘自身が味わいながらも、
自分で活動の加減や、怒りたくなった時にどうしていくか
怒りたくなりそうなスケジュールの時には
どう先回りしておくか、
自分自身で自分自身との関わり方を
学んでいく時がきているんだと
最近はすごく感じています。
「自分でもコントロールできなくなっちゃう時があって困ってる」
と教えてくれたり
「先に決めてたことも、いざ怒るとできなくなっちゃうんだよ」
と教えてくれたりすることも多くて。
まだまだ、感情と向き合っていく術を身につけるには
きっとたくさん時間もかかる。
だけど、いま。そのずっと手前の一歩として
自分で困りごとを分かってることは素晴らしいことなんだよって
娘に伝え続けていきたいと思っています。
学期末の個人面談でも
長女の担任の先生は、そんな娘の性質を
よく見抜いてくれていて
「2学期は、頑張らなくても良いことに気づいて
うっかり者の苦手な部分も見せられるように
学校でも関わっていきたいと思ってます」と言ってくれて。
小さな頃から私が娘に抱えてきた
「繊細で疲れやすく癇癪が起きやすい子だから予防してあげないと」
というラベルを抱えすぎず
たくさんの社会で出会う人たちにも支えてもらいながら
自分の性質とやさしく付き合える視点を
娘自身の中で 育んでいってもらいたいなと感じています。
親子で自己肯定感を育むチャンスは
日常に溢れている。
「良い子」「育てやすい子」に育てるのではなくて
自分自身に正直に、いろんな揺らぐ感情にも
やさしく向き合えるように
親自身の感情との向き合い方も日常で見せていきながら
親子で コミュニケーションをたくさんとっていきたい.
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?