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好きな音楽の話を手短に #1 もっと気軽に好きを話そう

好きなアルバムとか楽曲の話をしたいけど、いつも話が長くなってしまうのでなるべく手短に雑にしていきたい。なんでいつも長くなってしまうのだろう。私を構成するなんたらかんたらみたいなのがちょっと前に流行ったけど、そんな感じのセレクトでやっていくぞ。



The SALOVERS 『バンドを始めた頃』


「初期衝動」という言葉が似合うというか、初期衝動が服着て走っているようなバンドだったThe SALOVERS。閃光ライオットで彼らを見つけて、町田のタワレコでこのアルバムを買ったことを今でも覚えてる。『バンドを始めた頃』ってタイトルの付け方とても秀逸だと思う。どれだけ時代が変わってもこの作品は彼らの"バンドを始めた頃"に変わりはないもの。10代の気持ちがギュッッと100%で搾り取られたアルバム。


MUGWUMPS 『Hola,Quota!』


いつまでも憧れ!ずっと憧れ!10代でバンドをやっていた頃に同じ活動圏内でいつもライブをやっていたMUGWUMPSが2011年にリリースした2ndアルバム。すぐそばにこんなにカッコよくておしゃれなバンドがいることに憧れと同時に怖さもあった。USインディーやパンクから影響を強く受けたキラキラしたサウンドとキャッチーなメロディは一聴したらすぐに踊り出してしまう。サイコーなのだ。


andymori 『andymori』


気が付けば邦楽ロック史に名を残すバンドになってしまったandymori。アルバム1曲目で"FOLLOW ME"、ついて来いと歌うくせにすぐに振り落とす彼らの姿勢はまるでジェットコースターのようで、楽曲もそのままジェットコースターのようだった。思えばバンド活動自体もジェットコースターのようだったし、andymoriはジェットコースター? バラバラな3人が噛み付くように引っ張りあって、アンバランスなバランスを綺麗に保ったのがこのセルフタイトルの1stアルバム。中指立てながらハグをするこの頃の小山田壮平が好きだったりする。


the band apart 『K.AND HIS BIKE』


この世にはthe band apartになれる人間となれない人間がいる。10代の頃にこのアルバムを初めて聴いて愕然とした。俺のギターからはこんなオシャレな音は出ないし、俺の声はこんなオシャレな声は出ないと。それでいてサウンドはエモくて爽快感すらあって踊れる。無敵なのだ。自分の可能性を勝手に断たれたと感じたのがこのアルバムとの出会いだった。2000年代のアンセム曲、みんな大好き"Eric.W"は前の曲から音が途切れないまま続いて収録されているので、ストリーミングで単体再生すると「ダブリュー」という声が入る。CD時代の名残だね。プレイリストに入れるとちょっとカッコつかないのだけどね。

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