YOFUKASHI FRIEND

夜更かししたい夜に書いてます。 夜更かししたい夜に読んでください。

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    衣食住とそれ以外のこと

  • 音楽の話をしようよ

    音楽に関する話をまとめました

  • 『最近聴いてる音楽の話』まとめ

    毎月更新している『最近聴いてる音楽の話』と題した新プレビューをまとめました。レビューというか、ただ好きなものを並べてるだけですが。

  • 映画の話をしようよ

    映画のレビューを個人の解釈で書いてます。一応注意書きは書いておりますが、"ネタバレ"っていう言葉と考え方が基本的に好きではないので堂々と内容に触れながら書いてます。

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AOTY アルバムオブザイヤー 〜2023年年間ベストアルバム決めましょかいスッペシャル〜

ベストアルバムを決める大会、AOTYことアルバムオブザイヤー。年末になると音楽好きの人がキャッキャとはしゃぎ回って開催されておりますが、僕もやったりやらなかったり、どうでもいいやんと思ったり、毎年気持ちがコロコロ変わりますが、今年は毎月新譜チェックをnoteにてやってきたのでやっておこうかな〜ということでポヤポヤと集計していたらベストアルバムが50枚になりました。意味がわかりませんね。そもそもベストアルバムなら1つ選べよって話なのに。 まあ、良かったものをただ列挙して紹介し

    • どうでもいい暮らし #1 本屋

      なんとなく生きてしまっている。電車に揺られ仕事をして、上司の圧や自分のふがいなさに押し潰されそうになりながら帰っては、労働でいただいた満たされないお金の中から日々を生きていく食材を買って帰る。 そして、そんな日常の中で生かされる友人や家族や恋人やペットとの時間。音楽や映画、自分の好きなものと向き合う時間。誰に知られるでもない、僕らの暮らし。誰かにとってはどうでもいい。 でも、自分にとってはかけがえのない、そんな"どうでもいい暮らし"をただ続けていきたいのだ。 本屋 本

      • 箸にも棒にも

        「電車で大きな声で話してる人が好きではない」 これはずっと言い続けていること。電車で大きな声を出していることはとても行いとしてデリカシーがなさそうだなと感じてしまって、苦手である。 自分の友人がそうなってしまった時はちゃんと注意するようにしている。声が大きいぞ、と。それは酔っ払って楽しくなっていようが同じだ。酔っ払ったからといって日常を疎かにする人にアルコールを摂取する権利などない。それはそうあるべきだろう。 しかしながらどうだろう。考えたことがある。どうして電車の中で

        • 【ライブレポート】Base Ball BearとGalileo Galileiが"懐古厨"に報せる青春と現在地点

          Base Ball BearとGalileo Galileiが自分の10代、青春と呼ばれる日々を支えてくれたバンドであることは自分の周りの人はみんな知っている。「自他共に認める」というやつである。母からもこのライブが決まった時に「アンタのためのやつやん」と言われたわけで。 「青春と呼ばれる日々を支えてくれたバンド」という言い方は裏返すと「最近はちゃんと追えていない」という意味にもなってくる。そうなのだ。自分にとって"あの頃"のバンドであるという残酷な認識がある。それでもチケ

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        AOTY アルバムオブザイヤー 〜2023年年間ベストアルバム決めましょかいスッペシャル〜

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          『夜ふかしクラブPodcast#2 ~こんな形でしかPodcastできなくなってしまった回』

          今年のフジロックが終わってから1週間が過ぎた。今年も何かしらの形で感想を残しておこうと、noteで記事を書くかPodcastで音声として残しておくか迷った結果、SpotifyにPodcastとしてアップしようと収録して編集したところでとてもショッキングなことに気がついてしまった。 Spotifyの「Music + TALK」のサービスが終了している……。 知らなかった…。「Music + TALK」はPodcast内の番組でSpotifyにある楽曲をラジオのように選曲して

          『夜ふかしクラブPodcast#2 ~こんな形でしかPodcastできなくなってしまった回』

          上半期まとめて音楽の話しよか

          毎月音楽の投稿をしていた去年と打って変わって、すっかりnoteを更新することすら疎ましくなってしまった今日この頃。SNSもイーロンマスクによってTwitterは崩壊し、AIやインプレ稼ぎで溢れる海の中で何かを発信することすら退屈に思えてきてしまった。本物の繋がりがここにあるのか?とSNSに対して感じていた疑問は、イーロンマスクによって「繋がりなどない」という答えで一掃されてしまった。全てがフェイクになってしまった。「デマ」という言葉が懐かしいくらい、SNS上はフェイクと虚構に

          上半期まとめて音楽の話しよか

          人生は長い。自分が思っているよりもずっと長い。それを絶望と感じるか希望と感じるかは人それぞれ。でも絶望と決めつけたがるのは、まだ僕らがその本当の長さを知らないからだ。 「今」という瞬間は「今」だけのものではなく、ずっと先にある数年後、数十年後の自分の「今」とも繋がっている。だからいつも選択の前に、自分を見出すたびに震えるのだ。足がすくむのだ。心が燃えるのだ。それはずっと前の、数年前の数十年前の「今」があるから。大切に育ててきた「今」があるから。 それぞれの「今」がこうして

          タンドリーチキンを探して

          タンドリーチキンって子供の頃から美味しそうだなとずっと思っていた。カレー味のチキン、そんなのって夢みたいじゃないか。そして子供の頃に父親に作ってもらったのだ、夢のようなタンドリーチキンとやらを。 カレーで黄色く染まったチキン。念願のタンドリー。ワクワクしながら食べてみると何か違う。思っていたのと違う。パサパサでカレーのパンチもない。想像していた俺のタンドリーはなんだったのか。正直ガッカリしてしまった。アジカンの曲名にもなってる『江ノ島エスカー』を初めて見た時のガッカリ感にも

          タンドリーチキンを探して

          さよならを言う時には

          扉を閉じる時、ふと寂しくなる。 何かと自分を隔てる時、もしかしたらもう2度と開かないのではないかと心の隅っこで思う時がある。 さよならを言う時にはそっと愛を込めて。 こうして扉を閉じながら、さよならをして人は次の扉を開いていくのだ。 昔遊んだおもちゃを箱に片付けてお別れをする時、大切にしていた手紙を捨てる時、長年愛用していた服を手放す時、もう会えない人と別れる時。 別れ際には必ずちゃんと言葉にして別れを言う癖がある。それは物でも人でも変わらない。 「今までありがとう

          さよならを言う時には

          話をしようよ

          人と会って話をする。話をするのが好きだ。自分のこと、相手のこと、互いの近況報告。なるべく寄り添って頭の引き出しからポロポロと互いを探り合う。 人によって聞ける話は違ってくる。当たり前だけど。年齢や職業、住む場所や経験の種類、さまざまな話が聞ける。 もしも自分の悩みを打ち明けて相談したならば、100人から100通りの回答が届くことだってある。正解が知りたくて楽になりたくて尋ねるわけだけど、結局どれなの?と思ってしまう。 でも他人に話を聞くということの本質は、「正解なんて、

          話をしようよ

          2024 家族の風景

          2023年は2024年になった。 なんだかいよいよという気がする、2024年。2025年はさらにいよいよだ。2026年はというと、もうおしまいだ。何が?と言われたら正直分からない。ただその4つの数字の羅列の異質さに恐れ慄いている。 2004年、ORANGE RANGEを聴いて大はしゃぎしていた季節がもう20年前だ。20年前ってなんだ?旧石器時代か?あまりにも長く生きすぎている。 最近は両親と結婚や子供の話をすることが多くなった。両親は結婚が遅かったので、まだ自分の歳では結

          2024 家族の風景

          最近思うこと#21 Everything in its right place

          ないものはない、あるものしかない。 こんな当たり前の事実を前にいつも頭を抱えてしまう。諦めの悪さは長所にもなるが、とんでもない短所にもなってしまう。僕の方は後者での悪影響がすごい。子供のように心が駄々をこねてしまう。頭では理解してるのに心が全く理解をしたがらない。みんなどうやって処理して生きているのだろう。 あるものしかない、ないものはないのだ。 1年で100億円を稼ぐメジャーリーガーにはなれない。甲子園にも出られない。キラキラと輝くアイドルにもなれない。豪邸もない。車

          最近思うこと#21 Everything in its right place

          最近思うこと#20 2023年ラストデイ

          今日で2023年が終わる。 2023年、29歳になった。いい加減"もう"29歳だ。"まだ"というには時間を重ねすぎた。 Base Ball Bearが『二十九歳』というアルバムをリリースしてから10年が経った。あの頃僕らは19歳だった。まだ何もかも夢の途中で、世界が開けていくようで、なまけたり夢中になったりを繰り返してひたすらにそこら中に足跡をつけていた日々だった。許せること許せないこと、曖昧だった日常の境目が少しずつハッキリして、毎日自分が"大人"になった気でいた。

          最近思うこと#20 2023年ラストデイ

          星野源 『光の跡』────終わりに向かい残る光の導

          早かったようで長かったような、長かったようで早かったような、振り返れば色々とあったという人生の基本事項のようなことを感じる2023年も終わりの支度を始めている。 12月27日に星野源の新曲『光の跡』がリリースされた。アニメ『SPY×FAMILY』の劇場版映画エンディングテーマとして制作された楽曲で、同じくテレビ版のエンディングテーマとしても起用されていた『喜劇』の続編として新しく作られた。 「ふざけた生活はつづくさ」と歌われ"続くこと"がテーマだった『喜劇』に対して、今作

          星野源 『光の跡』────終わりに向かい残る光の導

          今年バズってしまった自分の投稿から2023年を振り返る

          2023年、Twitterがイーロンマスクの手により「X」という名前に変わった。Twitterを使い始めてから10年以上経つけど、Twitterの名前が変わるなんてことがあるとは思いもしなかった。名前が変わってから、Twitterって名前なんだか色々とちょうどいいネーミングセンスだったんだなと気がついたりした。各所でも表記は「旧Twitter」になったり、会話の中でも「Twitter…あ、Xでさ〜」などと色々とめんどくさい。力を持つ人が変なことをすると下に迷惑がかかることの簡

          今年バズってしまった自分の投稿から2023年を振り返る

          最近思うこと#19 分からなくてもいいことは実は山ほどある

          「不幸」 あまり日常で使う言葉ではない。幸せではないことを意味する。不幸とは一体何と比較して不幸なのだろう。分からない。 「辛い」 「辛いという漢字に一筆足したら幸せになるよ」というメッセージがあるが、どうやって一筆足すというのだろうか。それができる人は最初から幸せを手にしているだろう。 「幸せ」 幸せの意味について考えることはきっとよくある。「幸せになりたい」とか言うけど、幸せって一体なんだろうか。辞書で調べてみた。 「1 運がよいこと。また、そのさま。幸福。

          最近思うこと#19 分からなくてもいいことは実は山ほどある