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今日最大限の努力をしたか

書籍『TRIGGER』By Marshall Goldsmith

「環境が与える影響」,「無意識の意識」,
「今を大切にすること」,「習慣の力」,
普段から意識していますが、実践・チェックすることが難しいと思っていました。
この本を読み、それらをチェックする ”魔法のことば” に出会いました。

<6つの能動的な質問>
Q1. 明確な目標を設定するために、
  私は今日最大限努力したか?
Q2. 目標達成に向けて進歩するために、
  私は今日最大限努力したか?
Q3. 人生の意義をみつけるために、
  私は今日最大限努力したか?
Q4. 幸せであるために、
  私は今日最大限努力したか?
Q5. よい関係を構築するために、
  私は今日最大限努力したか?
Q6. 心からエンゲージするために、
  私は今日最大限努力したか?

『TRIGGER』By Marshall Goldsmith

「~のために、私は今日最大限努力したか?」
この言葉、以下の3点で ”魔法のことば” だと
感じました。
①”今”ではなく”今日”という時間を使うこと 
 で、時間に猶予を与えてくれている。
②最大限努力という言葉は相対的で人それぞれ
 に当てはめられる。
③この言葉で、1日を始め、締めくくることが
 できる。習慣を作る仕組みにできる。

環境が与える影響

書籍の名前の「Trigger トリガー」。
私たちの信念・気持ちを動かすトリガーが
私たちの周りに存在すること、環境の重要性
説明することからこの本は始まっています。

「私たちは、環境が私たちの行動を決めている
 ことに気付かないまま人生を送っている」
「私たちは環境の容赦なき犠牲になることが
 ある」
「実際には環境がわたしたちをコントロール
 している

『TRIGGER』By Marshall Goldsmith

これを知るだけでも日々の生活を改善することができると思います。
「満員電車の中」「渋滞している道路」
「時間に焦っているとき」…
これらの環境は、心を揺さぶってきます。

そんなとき、
「自分は今、環境に惑わされているだけ」
「環境の揺さぶりに負けてはいけない」
と自分の無意識の感情を意識できれば心を
マネジメントできると思います。
そして人にも優しくなれる。
「相手は、今、一時的に環境に揺さぶられて
 いるだけかもしれない」

そして、
”人の心は環境に左右される”
”人間とは怠ける生き物である”

人間の特性を知っておくこと。

理想の行動習慣を作る仕組みとして、6つの
質問を日々、自分に問いかけたいと思います。

さらに、
家族といるとき
「家族の幸せのために、今日私は最大限努力
 をしたか?」

友達といるとき、
「楽しい時間にするために、今私は最大限
 努力をしているか?」

仕事において、
「メンバーに楽しく仕事をしてもらうために、
 今私は最大限努力をしているか?」

何にでも応用できる “魔法のことば” です。


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