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「一生ものの服に出会う方法」について。

突然ですが、皆様は「一生ものの服」に出会っていますか?ファッション誌やメディアでよく「一生ものの服」という単語を目にすることは少なくはないのではないでしょうか。
「一生ものの服」と聞くと、「大枚叩いて買った服」や「滅多に手に入らないレアな服」という印象を持つ方が多いのではないかと考えます。

筆者である私自身、「一生ものの服」に出会っているという実感があり、どのように「一生ものの服」を手に入れることができるのか、言語化できております。

私の所感や経験なので、一般的な意見ではない可能性がありますが、個人的な意見を述べさせていただきます。

一生ものの服とは何を意味するのか。

本記事の冒頭でもお話しした内容ですが、「一生ものの服」と聞くと、高価な服やなかなか手に入らない服といった印象を持たれる方も珍しくはないのでしょうか。私が実体験としてお伝えできるのは、「一生ものの服」とは、着用者自身が決めるものだと考えます。(当たり前のことだと思いますが、、)

私自身、学生時代のアルバイト含めると約10年間アパレル業界に携わってきました。その中で、SUPREMEやSTUSSYといったストリートブランドにのめり込んだあと、HERMESやDiorなどのハイブランドにのめり込んだ時期もあります。また、古着を買い漁った時期もあります。

さまざまな洋服のテイストをかじった筆者自身、「一生ものの服」に出会った経験は多少ならずあります。
その共通項は「普遍的」であり「どんなシチュエーションでも着れる服」だと考えます。

一生ものの服とは着用者自身が作るもの。

前項でお伝えした、「一生ものの服」の特徴である、普遍的、どんなシチュエーションでも着れる服って言われると当たり前だと思う方も少なくないのではないでしょうか。

そういった方且つ洋服好きの方には「気づいたら同じパンツばかり履いていませんか?」「同じTシャツばかり着ていませんか?」と問いたいです。

私自身、ハイブランドを通ってきましたが、「一生ものの服」として皆様へご紹介できる服は「イギリス軍」や「フランス軍」などのミリタリーウェアがほとんどです。こういった「一生ものの服」はリペアやお直しした形跡が多く見受けられるのと、良く着ているのにコンディションが良いということが事実です。(今回記事を書くにあたり見直したところ、該当しました。)

個人的な意見として、一生ものの服とは、「少しの汚れも気になるもののつい着てしまう」「似たような服は持っているのに、気づいたらコーディネートに組み込まれている」といった服が上がるのではないかと考えます。こうした服は恐らく直してでも着続ける「一生ものの服」として皆様の生涯のワードローブに入る一品になるのではないかと考えます。

服はいつか壊れる。しかし、着用者によって服は長生きする。

ここまで、「一生ものの服」について語ってきました。しかし、残念なことに洋服はいつか壊れて、着れなくなってしまいます。
しかし、着用者自身が着れなくなる時期を遅らせることはできます。

大切な一着だからこそ、壊れないように、着用頻度を空けて着る必要があります。

一生ものの服は直すことで生まれる。

「一生ものの服」とは気づいたら着ていたり、何にでもあう服だとお伝えしてきました。しかし、この意見は筆者である私の意見です。

例えば、ダメージデニムはダメージ具合によっては非常に合わせづらいアイテムです。しかし、着用者自身と長い期間をともにすることで、「一生ものの服」になります。(ここは着用者の方の考え方次第ですが)

長い期間を共にする手段の一つが「お直し」です。正直直してでも同じ服を着たいって思う方はすでに「一生ものの服」に出会っているのではないか?と考えています。直すって面倒な作業ですし、今の時代ファストファッションで買えばデニム一本¥2,000ほどで購入できます。
そんな時代にお直ししてでも着続けたいと思える服は一生大切に着るのではないでしょうか。

私たち「fitu」はそんな「一生ものの服」に出会った方が1人でも増えて欲しいと考えています。

一着を大切に長く着続けるという常識を作っていきます

fitu WEBサイト


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