写真メモ 台風にも負けず~夏のかくれんぼその後
みなさま、こんにちは。危険なくらいの暑さが続いていますが、ご無事でお過ごしでしょうか。先日の台風でも大きな被害にあわれていないとよいのですが。
さて、お盆を過ぎて、蝉たちの脱皮も一段落。
半年ほど前にご紹介した彼らの「聖地」がどうなったかと近所の公園に様子を見にいってきました。(蝉や虫全般が苦手な方は、無理のない範囲で読んでいただけるとうれしいです!)
ノコノコさんの旅立ちの跡、無事に増えていました!
こちらの幹だけは相変わらず人気のタワーマンション状態です。
実は、梅雨どきには10匹ぶんほどに減っていたのですが、今回また25匹ぶんほどの抜け殻を確認できました。台風通過後でも振り落とされずにこれだけ残っていることに驚きです。
本当に、風や嵐にも負けないくらい、しっかりしがみついているものなんですね。
知人が先日、脱皮ほやほやでひっくり返っていた蝉を助けたらしいのですが「指にしがみついて、あたたかい感じがした」とのこと。
コンクリートの森で暮らすなか、小さな命のたくましさを感じられる貴重な瞬間だったことでしょう。
今の時期はもう鳴き声も落ち着いてきて、地面で命を終えている蝉を見ることも多くなりました。
以前はその姿に「起き上がれないまま死んでしまうの、かわいそうだな」と胸が痛くなりました。
ですが、それは人間である自分が勝手にイメージを重ねているだけで、もしかすると蝉からすると違うのかもしれないですね。長年親しんだ地面の上に寝転んで「ようやく帰ってきたなあ」とほっとしていたりして。
いずれにしても、樹にしがみつき、空を飛び、天敵をかわして……と全力で生き抜いたことに敬意を表して、今度見かけたら「がんばったんだね」と声をかけたいです。
わたしたちも、蝉たちに負けないくらい力強く、自分自身の歌を歌っていけますように!
なんでもない投稿ですが、読んでくださってありがとうございます。
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散歩で見つけた面白い風景を創作メモ代わりに。
普段は短い小説を中心に投稿しています。よろしければ、こちらもぜひ。
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