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家事ってね

家事ってね、生きる力の源なんだよ

なぜ、皆家事を邪険にするのだろう。
なぜ、皆家事を過小評価するのだろう。

面倒なイメージが必ずつきまとう、家事。
でもね、結構まんざらでもないのよね。
作った料理を家族がモリモリ食べてくれたら元気が出るし、洗濯物を干すと爽やかな気分になれる。
自分で選んだ柔軟剤の香りを楽しんだり、
自分で掃除したお風呂に入るのは安心するし、
何より、家の中を掃除して清潔になった後というのは気持ちが良い。

一昔前は、
「あなたは良いわね、仕事という言い訳があって」
「お前は気楽でいいなあ、1日中家にいられるんだから」
というのがドラマや映画の夫婦喧嘩の定番だった。
その感覚のまま、今を生きている人の多いこと。
そういう人への反発は、正直な自分ではないと、私は思う。
そういうのとは距離を取って、その上で家事をやってみて。
自分で作った料理は世界で一番安心できる。
掃除したてのトイレを使うのはあなたの特権。
掃除したフローリングって、寝そべると堅いのになぜか気持ちが良いの。
それでも向いてないなって思ったら、
それはそれで正直なあなた。
誰にでもある得手不得手の、不得手なほうなだけだから、
健康を維持できる自分なりのやり方を見つければいい。

とっても素敵なお弁当をSNSにアップしてるのに、「掃除が苦手」と嘆く人
お料理が苦手で嫌いだけど、お掃除は床の拭き掃除まできっちりする人
それでいいじゃない。
なぜ、家事に満点を求められなきゃいけないの

そしてね。
昔の感覚のまま
パートナーに接している人に。
家事もね、極めたらサービス業の一種として成り立つくらいの
お仕事ですからね。
お仕事になるということは
お給料が出ても良いくらいのものですからね。

ただね、
お仕事もね、
満点を要求されることに応えなくていいの。
失敗していい。
悩んでいい。
対立していい。
周りがサポートしてくれる。
損失が出たら、
謝ればいい。
反省すればいい。
勉強し直し、謙虚になればいい。
仕事は一人でやるものじゃない。
満点を要求されるのと責任感を持つのは別もの。
落ち込むことがあってもね、
学び、向上させていく気持ちがあって
それに向かって努力をしたら……
ほうら、
とろとろ卵のカツ丼作ったよ
お風呂ももう沸いてるよ
今日のソファのクッションに倒れ込んだらお陽さまの匂いがするかもよ
あ、そうそう、ビールもあるよ
今日は私も飲もうかな
え? いつもじゃないかって?
だから、最初からグラス2つ出してくれてたんだね。
分かってるぅ!

じゃ、今夜も……
乾杯‼

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