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芸術系の学生が社会と繋がる方法

今日はこんな事を聞かれた。それは「外部のプロジェクトや依頼に参加するのってどうすればいいですか?」という質問だった。この答えは僕にもわからない、というのも極論は人それぞれだからだ。

自分は仕事をほんの少しだけ選べるようになったので僕自身に敬意を持ってくれるような人の依頼や頼みごとは受けるようにしている。僕が依頼を受けたいと考える軸は人なので相手が個人として見てくれるような人と一緒に活動したいと思っていて、自分の事をある程度理解してくれる人で僕個人の力で相手を幸せに出来ると思ったら受けているという感じだった。逆にそうじゃない人と活動することはあんまりないので統計的に依頼は少なくなるのだが、それはそれで良いと思っている。僕の現在はこんな感じだ。

今は多様性ある社会を創るという目標があるのでそれを達成するための活動(あと就職活動)をしたいので、一時的にもっと依頼は減るのかなと思います。ではこんな自分がどのように依頼をもらっているのか、芸術系の学生が社会と繋がるには?という話を少しだけ紹介します。もちろん繋がる必要がない人もいるので依頼やプロジェクトが必要ないよという人もそうでない人も参考程度にお読みください。

コネはあんまりない、僕には共感が大切だから

この話から入るのはどうかと思いますが、僕は現在はコネをもらった依頼がそんなにないです。昔は少しだけあったのですがある時期をきっかけにやめました。僕が何故コネの仕事をしないかというと僕は誰かのために動くのは共感が大事だと思ったからです。具体的には相手の目的に共感している事を重要視するということです。個人的な経験則なのですがコネだと自分で仕事が選べないので、自分が本質的にしたい事と乖離していることが多かったです。つまるところ自分に合わなかったのです。

といっても最初の第一歩にはおすすめでよっぽどじゃない限りは技術を磨くための良い機会になるとも思っているのでこれは人に話す時におすすめする事が多いです。しかしデメリットもあります。それは先生(またはそれ以外の力持っている人)に個人として気に入られないといけないことです。この壁は以外に大きくてどこに興味を持つのか完全にはわかりませんし、相手の気分次第というのもあります。だから読めないし対策も立てれませんよね。先生を絞り込んで...というのなら可能性はまだありますよね。自分のポテンシャルと合うような人がいたらアタックしてみましょう。

自分の強みを発信し続けること、営業もアリ?

僕なりの依頼の貰い方の話をするとおすすめは営業をすることです。何故かというと相手に自分の強みをダイレクトに伝えることが出来るからです。もちろん発信する対象は限定しておかないといけませんが、自分がどういう事をしたいかで相手を決めることができるので好きな事が出来ます。ただ人によっては技術が...という事があると思います。仕事をもらえるかどうかは一定の技術レベルが必要なのですがそれは人によって変わってくるので、1人が無理でももう1人はいけるという事があるので営業する時は数を打つのがコツだったりします。

学生の営業は別に会社や社会人である必要はありません。友人や先輩、先生も営業の対象だったりします。といっても営業と違って近い距離の関係がほとんどなので「仕事ください!!!」というようなガッつきだと流石に引かれてしまいます。その時は営業ではなく発信をする事をおすすめします。発信と言うとブログとかSNSをイメージしがちですがもっと簡単な発信です。具体的な方法は知人に話すということです。

例えば僕は話をしている時に「普段はこういう事をしています。」という話題をした事があります。その話から依頼が来てその人から2件、そしてそれがきっかけで別の人から1件貰えたことがありました。このように自分がやっている事や考えていることを発信すると依頼がもらえるようなケースもありますし、知人なら関係が長期的に続くので「そういえばあの時〇〇してるって言ってたよね!」と声をかけていただけることもあります。

また発信することは自分の考えに共感してくれる人=フォロワーを見つけることが出来るというメリットがあり、フォロワーが集まると自分の得意とする部分が見えてきたり仕事が受ける事が出来る可能性がとても上がります。もちろんブログやSNSの発信も効果的です。営業や知人との会話の中で自分のポートフォリオにもあると思うのでいざ書いておくと便利ですね。僕は以前にnoteの話を自分の記事を見せながら話す機会があったのですが、それをすることで話の中で自分の伝えたいことが明確化されて相手に伝わりやすいという事があります。自分の考え方、もしくはやっている活動をどこかに整理しておくとポートフォリオの代わりになることが多いのでおすすめです。それを受けて僕は最近ポートフォリオ記事というのをしております。発信は誰でも簡単に出来るし、その後の生き方を左右するのでおすすめです。是非やってみてください。

芸術系の学生はイベントに行きまくれ!

営業の話をもう少し話すと学生が営業をする方法としてイベントに参加するというものがあります。社会で開催されているイベントでは一部をのぞいてほとんどが社会人で勉強しにきてる人がやはり多いです。そして学生の参入が著しく少ないというものがあります。これはチャンスだと思っていて、僕の経験談ではそういう場所に勉強しにくる学生というだけでレアなので、大人の皆さんは絡んでくれることが多いですし、話の中でどんな事をしているかもしくはどんな考え方をしているかも発言しやすい場面が多いです。「自分はこういう事に興味があります」「だったらうちのコミュニティに入りなよ」という事が実際にありましたね。

イベントの選び方としては自分の興味のある分野を考えてそれに合うイベントを探すだけで良いので始めやすいです。行けば大学では聞けない話も聞けて勉強になるしほとんどデメリットがないのも特徴ですね。また大きな意味として学外での関係を作ることが出来るのが本当に強いです。

これは今度詳しく話そうと考えていたのですが、僕の大学だと特に大事なことだと感じています。大学ではどうしても閉鎖的になってしまうので社会とのギャップを知れるのは大きなメリットですし、人と会うことは自分の世界が広がることも意味します。視野を広く持つと様々なものが見えるので自分のクリエイティブにも強く影響します。

世界を広げるためには、積極的に社会と繋がれ!

まあ僕の場合の依頼やプロジェクトの貰い方の話をしました。1つだけ言えることは何もしないと始まらないという事です。学生にしろ社会人にしろ本当に行動が大事だと僕は考えています。もちろんそれにあてはまらない人もいますが、依頼が欲しい人なら発信でも友達に話すでも始めの一歩はなんでもいいのです。

本当に難しい事ですが最も大事なのは長期的に続けることだと思ってます。僕はツイッターでの発信をひたすら続けています。それが幸と出てるか不幸と出てるかはわかりませんが、僕は言い続けることで今でも依頼を貰えています。一度実績が出来るとそれが度重なってまた新しい依頼が来て挑戦する機会が絶えないようになります。

あと僕が大事だなと思うのはがっつく事です。僕はあんまりがっつく人じゃないのですが、「まだ学生なんだからがっつく事をしても大丈夫だしガツガツ行動するくらいがちょうど良い」と言われたのを今でも覚えています。学生でも関係ない、社会と積極的に繋がれ!さすれば自分のやりたいことが見えてくる。僕はそう思います。

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