躁鬱男の独語。

自分が初めて自殺を図ってから10年以上経とうとしている。
あの時、なにが辛かったのかどうしてそこまで苦しめられてたのか
今ではもうわからなくなってしまった。
今でも毎日死にたい欲が顔を出してはいつの間にか居なくなり、また次の日には顔をだす。

正直、病状的に自分は躁鬱なのか怪しい。
ただのADHDな気もする。
でも、そんなものは些細な問題で僕が死にたい人間には変わりない。
精神疾患患者の平均寿命は約60歳と聞いた事がある。
それならば僕の人生はもう中間地点に来てると言ってもいい。

中間地点に立ち思うことは、この先もまだあるのだとしたら
やっぱり早めに消えてしまいたいということだ。
おかしな話をすると、noteなんて始めたのにSNSもやっているのに
誰の思い出の中にも残りたく無いと思ってる。
僕の事なんて全て忘れてくれって思ってる。
相手の貴重な時間を、自分なんかが奪ってしまう事が許せない。

前から気づいていたけれど、僕は自分の存在がどうやら許せないらしい。
自己否定を極めると人生は破綻する。
心が空っぽなのは自分が許せないからなのかもしれない。
もうそろそろ許してあげてもいいのにねって思わなくもないのだけど
きっとこれからも、調子の波に左右されながら
許せたり許せなかったりを繰り返してしまうのかもしれない。
でも、それで生きられるなら、それが自分の生き方なのかもしれない。
とても辛い生き方だなって書いてて思うけれど、今日も僕はそこそこ幸せです。

おしまい。

よければご支援ください生活費にします。