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「馬」と「鹿」

はいどーもー!ウマでーす!!
どもー!シカでーす!

2人合わせて『馬鹿バカ』でーす!!


、、、、て、おおぉい!!


ヒドい!!バカはないでしょ!!バカは!
なんでコンビになった瞬間にバカなんだよ!
食い合わせ最悪かよ!ええー?!

落ち着け、シカ!ちょっと静かにしろ!
おい、はなしを聞けって、この、ジビエッ!

うお!ジビエって呼ぶな!
狩人と食通が寄ってくるだろっ!!

まあまあ。でもこの仕打ちはあんまりだわな?
だから俺もさ、調べたのよ。馬なりに。
ウィキペデアで。

馬なりなのね。(、、、ぺデア?)

ほら、歴史的に何か深い理由があって俺たちが
選ばれた可能性だってあるじゃない。

本来は「天才」的な意味だったものが、
ときの為政者の「シカ嫌い」によって
ねじ曲げられてしまったとかさ。

おい、ウマヅラ。はぐき。馬刺し。
責任をシカに押し付けるな。

話は最後まで聞きなさいよ。バンビちゃん。
そんでね、気になる調査の結果なんだけど、
サンスクリット語の「moha(愚かもの)」の
当て字が「莫迦バカ」で、それを更に当て字で
「馬鹿」にしたっていう経緯らしいのよ。

え。

なんでそこで2段階右折した?
しかも何故、わざわざおれたちを持ち出すのさ。
バカなの?

そう、そこだよ。そこが人間のエゴでさ!
そのまま莫迦でも良かったんだけど、なんか
「馬に鹿」の方が覚えやすくて読みやすいよね。
っていうだけの理由らしいんだわ。
だからね、意味はなし。なの。

え、じゃあおれらって快適な言語のための
いけにえ?サクリファイス的な?

そ!そうゆうことだね。

ひどいわー。ちょっとー勘弁してよー。
おれ人間嫌いになるかも知んないわ。
あ、奈良公園の連中にも一報入れとこ。

まあ、あんまり利口そうに見えないからね。
ツノとか生やしてるやつらは、特に。
いやはや、とんだとばっちりだよまったく。

おい!ウマを棚にあげるな。
っていうか、おまえ、ポニーだろ!

おお?やるってのか、この鹿せんべいめ!
(え、おれってポニーなの?)

オモテ出ろいっ!


はい。

ということでね。
与太話もほどほどに。


トップの写真は福岡のお店「おそ松」さんの
インスタグラムから拝借しました。
「馬刺し」です。
(あんまりに美味しそうだったので。)

餃子のお店ですが、
他のメニューも美味しくて困っちゃいます。
ぼくは胃ぶくろが2個あればなあ。
と毎度本気で思ってしまうのです。

ご縁がありましたら、ぜひ。


それでは、また明日。

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