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「吟醸純生しょうゆ」と「ボンレスハムの気持ち」

寒い。きのうなんか、雪、ちらついていましたからね。福岡っていうと、なんとなし「南国九州の一角でしょ。あったかいんだろうね。」などとお思いの方がいらっしゃる(ぼくもそう思っていた。)みたいですけれど、寒いんですよ。緯度は東京とほぼ同じですし、目と鼻の先にある海は「日本海」ですからね。つめたーい風がびゅうびゅう吹いてくる。

そんな寒空の下にジョギングに出かけようっていうんだから、もう大変ですよ。玄関出たら、ここは「アラスカ」か。という冷気。ああ、なるほどね。冷凍庫に入れられるボンレスハムってのはこういう気分なのか。いらん感慨まで覚える始末です。

やっとこさっとこ走りだしましても、

白クマやペンギンはどんな体の構造をしているのか。北極でそりをひく犬たちの気持ちとはいかに。トドやアザラシはいったいどういう了見で凍てつく海を泳いでいるのか。

もう北極圏のことしか考えらんない。
一刻もはやく帰りたい。

しかしですね、極寒のジョギングにはご褒美があるのです。それが帰宅後のシャワー。プルプル凍えて震えながら浴室に入ったなら、あつーいシャワーを、つめたーいおしりに当てるんですね。

アァーハー!!

びりびりっとしたエレクトリックな刺激に声が漏れます。熱いというか、痛いに近い。これが流行りの「ととのう」ってやつかー!!と、朝から覚醒することができるのです。

これ、たしか伊丹十三さんが書いていた方法だったと思います。シャワーの快感。是非お試しいただきたいものです。

ぼくはいったい何を書いているのだろう。


与太話もほどほどに。
トップの写真は「たまごかけごはん」です。

たまごかけごはんでは、玉子や白飯はもちろんなのですが、決め手の「醤油」を厳選したいところ。と、いうことでこちらをご紹介。

(住吉酒販公式オンラインショップより)

弓削多醤油さんの「吟醸純生しょうゆ」です。
この醤油、何がすごいかって300種類もの菌が生きている木桶で天然醸造したお醤油を一年熟成、それを「無濾過」「非加熱」で詰めてあるのです。

人の手間を惜しまず、菌と自然がじっくりと生み出した「活きた醤油」ですから、大変に滋味深い。その上、軽やかで香り高いのです。

これをたまごかけごはんにチョロリとやられた日には、ひとたまりもありません。素朴でじんわり胃に染みる味わい。晩酌の〆にもぴったりなのです。

うまみたっぷりのだし醤油もいいですけどね。こういう醤油で食す卵かけごはんもオツなものではないでしょうか。



きょうもお読みいただきまして、
ありがとうございます。

それでは、また明日。

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