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2024/5/20

最近は、働いているカフェでも
ワンオペが多いので、
この、内にある色んな想いを
共有する相手がいなかったりする。
だから、日記代わりに
noteを続けられたらいいなと思います。

✴︎

朝は雨。
とても寒くて、しばらく凍えながら
白湯を飲んで、ほっとする。
ロングスカートは、雨の日に履くと
先っぽが濡れてしまうことを
忘れていた。

なんだか少し憂鬱で、不安もある。
どんな人がくるだろう?
この、1人でゆっくりの時間もいいけど
永遠にこれが続いてもカフェの売上も
たたないしなあ、などと考える。

最初に来た3人組のマダム。
併設のホテルに宿泊しているから、
割引はないかしら?と言われる。
最近、マダム層の方々にお叱りを
受けたばかりなので、
どきどきするがなんとか乗り越える。
こういう時、わたしはいつも
公私混同してしまいそうになるのだ。
わたしのお店ではないのだけど、
雨の日だし..とかなんとか理由をつけて
嫌われないように怒られないように
割引をしてあげたくなる自分が
現れたりする。
でもここはわたしのお店じゃないし
決まりがあるのだ..となんだかとても
複雑な気持を抱くのであった。

まあそれはさておき、
あっという間にお昼になる。
可愛いわんちゃん連れのご夫婦や
近くの町から来た、という昨日も来てくれた
お兄さんが来店してくれる。
その町に住んだらどんなだろう〜と
賃貸物件を見ていた矢先だったので
驚いた。
最近はこのようなことが
往往にして起こる。

そして最後にフランスの南西部から来た
ご家族が来店してくれた。
パリに行ったことあるよ、という話から、
パリの街は綺麗だけど、パリの人は
なんだかみんな忙しそうだ、という話になり
「日本の人たちは丁寧で、街も綺麗で、
最高だよ!」と男性が伝えてくれた。
わたしは、「日本代表なわけじゃないけど
それを聞いて嬉しいよ」と英語で伝えたつもりが
「わたしは日本人じゃないけど嬉しいよ!」と
伝わってしまったみたいで、
出身を聞かれて、この辺りです、と答えた時に
2人して、うん?うん?あわあわあわ
というようになったけど、
最後は爽やかにさようならをした。

もう少し、伝える努力をすればよかったあ、と
少し落ち込んだ。

閉め作業をして、今テラスに座っている。
海が目の前だが、その前を車が沢山通る。
それにしても穏やかないい眺め。

一人で閉め作業をして帰る、というのは、
気持ちの落とし所がいつもわからない。
だから今こうして、文章を書いている。
日誌みたいだ。

読んでくれてありがとう。

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