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高齢者の多い地域活動でのZOOM利用

緊急事態宣言期間中、ほぼ2~3日に1回はZOOMを利用していました。
それまで、業務ぬおける打合せや、大学や大学院のOB会のミーティングにおいては、ZOOMを利用する機会がありましたが、月に数回程度というレベルでした。

新型コロナウイルス感染防止による緊急事態宣言が出され、各イベント等が中止になりました。高齢者の方々を相手にセミナー教室を開いている私のスケジュールは真白に...
その間は、ほとんど、地域における支援活動に徹していました。

私が住んでいる東京都練馬区光が丘は、高齢者の多い集合住宅地です。私の住居がある団地の管理組合では毎年5月の末が理事会による管理組合通常総会が行われています。宣言が出された4月以降、理事会も定例理事会が開催出来ない状況に、5月の通常総会はどうなる? という状況になりました。

築30年経つ当団地では、これまでに色々な課題があり、理事会資料も山積みになるほどで、ここ数年、過去の資料も含めた電子化を進め、各理事さんは、それぞれPCを使いながら理事会運営をされています。

私は、理事会直下のICT分野を担当する専門委員会委員長として15年以上在籍しています。理事会側から「オンライン等で何とか出来ないか?」との相談がありました。私の中では、直ぐに「ZOOMを使えば。。。」という発想が浮かびましたが、今年の理事会は、例年以上にPCに縁が遠かったシニア世代の方が多い理事会で、ようやくPC慣れしてきた状況で、この方々に対して、どの様にZOOM教えていくべきか? と考えはじめました。

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先ず、専門委員会の会議をZOOMで実施してみました。
一応、簡単な手順書を作成し、それに沿って開催したわけですが、課題を残しながらも無事終了です。

この手順書を更にブラシュアップし、初心者でもわかるような形の導入手順書にして全理事さんに配布。理事会開催前に2日程テスト期間を設けました。

普段会議を開催している集会所には、専門委員会のメンバーが集まり、私のPCをホストとして、各理事さんからは各自宅ZOOMにアクセスして参加...という形で行いました。
自宅からの参加で戸惑い、集会所で待機している私たちの所にまで質問に来られた方もいました。
そして、何とか4月の理事会無事終了しました。

さて、次は1か月後に迫る通常総会です。
緊急事態宣言の延長が決定する前の4月末に、オンライン使用の総会にと方針が決定しました。


話は、少し変わりますが、私の真白になったスケジュールには、練馬区の福祉カレッジの講義もありました。
練馬区の方針でこれまでのカリキュラムを変更するとの事で、昨年の7月以降休講になっており、4月から再スタートの予定でしたが、コロナの影響で9月再スタートになってしまいました。

そこで、私の呼び掛けで先日の21日に、皆さんのモチベーション維持の意味も含めてZOOM交流会を実施しました。メンバーの殆どは私より年上で、やはりPCやスマホの操作に慣れていない方も多いです。理事会で作成した手順書を、皆さんに配布して、当日、私がホスト役として待ち構えていました。
事前に参加表明された十数名の方全員が無事参加されて好評でした。


これで残すは、3日後の通常総会です。
交流会で幾つか新たな事に気が付き、それを踏まえて、先ずは前日のリハーサルに臨みました。
ここでも改善箇所が見つかりましたが、おそらく大丈夫であろうと確信は持てました。

本番の通常総会においては、ZOOMの録画機能も取込み、何とか無事に終了。

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ようやく、肩の荷が下りた感じです。
聞くところによると、高齢者の多い光が丘の団地の管理組合で、オンラインによる通常総会を開催したのは当団地が最初ではないか。。。という事でした。

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とにかく、私の緊急事態宣言期間は、地域の方々にZOOMの使用方法を教え、オンラインによるミーティングを実践してもらう。という地域活動支援が主だった期間でした。

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