【24日目】「雨の日も晴れ男」から学ぶ人を楽しませる力とは
こんばんは!今日は久しぶりの在宅ワークの一日。夕方から雨だったので通勤がないのはありがたかったです。
でも、ずっと家だと自分で集中タイムや休憩タイムを管理する難しさがありますよね。周りから見られている緊張感はないので、自分で律しないといけない。在宅ワーカーの方で、メリハリつけて仕事をバリバリやっっている方、心から尊敬します!!
今日は、水野敬也さんの「雨の日も、晴れ男」を読了しました。まさに今日読み終わるのにピッタリすぎるタイトルです。。
水野さんの本はすごく読みやすくで好きです。ドラマ化もされた「夢をかなえるゾウ」を読んだときは、声出して笑って、ラストは涙が止まらなくなってこんなに感情が動かされる本ってあるんだと驚きました。その経験のおかげで本を読むハードルが下がり、読書習慣がついたきっかけともなった作品です。
そんな水野さんの「雨の日も、晴れ男」という作品。やはり、めちゃめちゃ読みやすい。読むスピードがゆっくり目の私でもサクサク読めました。読み始めてまず驚いたのが、主人公がアレックスというイギリス人だったことです。えっ、イギリスが舞台なの?!と、ちょっと面食らいました。
でも、主人公には違和感なく感情移入できます。2人の幼い神様が、書いた通りの出来事が起こるノートを使い、思いつく限りの不幸な出来事が次々とアレックスを襲うのです。
目覚まし時計が止まって遅刻する、上司に嫌がらせされる、仕事に失敗する、、などなど。どんどん不幸の内容がエスカレートしていきます。
でもアレックスは、どんな時も周りをどうやったら笑わせてあげられるか、楽しませてあげられるかを最優先に考えています。一切笑えないような深刻な危機が訪れて、足が震えそうになっても、主人公はその楽しませようとする姿勢を貫くことで、不幸に見えないのです。
クスリと笑えて、最後は結構感動しちゃいます。笑えて、人生を豊かにするヒントを教えてくれるそんな作品です。
私は、失敗や叱られることに慣れていなくて、必要以上にそれを怖がっている自覚があります。今の若い社会人の人も結構そういう人多いんじゃないでしょうか?
背筋が凍るような出来事、心の余裕がなくなりそうな状態に身を置かれたら、私ならどうするだろう?
どうやってこの事態を切り抜けようか、どう対応しようか。それも大切なことだとは思うのですが、どんな時でも周りのことを思いやる心って持てているのだろうか?少なくとも、今の私にはまだそういう心の器は育っていません。
きっと、自分のことしか考えられなくなって、時には幸せそうな隣人に妬みや苛立ちを感じてしまうと思うのです。
誰かの幸せを願い、どんな時でも周りを楽しませようとする心。そういう芯の強さを持っていれば、神様がいくら理不尽なイタズラをしようとその人は本当の意味で不幸にはならないと思うのです。
不幸なのは、誰かの不幸を心から願う自分になった時。
心の狭い自分になりそうな時に、思い出すと良い本かなと思います。上司に叱られることがあったも、思わず笑ってしまうような冗談で切り返す上級者テクニックが身につけばいいな。後でしこたま怒られそうですが。。笑
ああ、おもしろき大人になりたい。。!
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