見出し画像

MCTオイルって何。

最近スーパーでもオリーブオイルやサラダ油と並んで
MCTオイルを見かけることがありますがMCTオイルについてご存知ですか?
MCTオイルには私たちの身体にいい効果をもたらしてくれる油なのです。

MCTオイル(中鎖トリグリセリド油)は、
ココナッツオイルやパームオイルから抽出される油の一種。

肝臓でケトン体に変換されやすく、エネルギーとして利用できることから
アスリートや低炭水化物ダイエットやケトジェニックダイエットを
実践する際に良い効果を発揮します。

今回はMCTオイルの効果について書いていきます♪

MCTオイルとは

MCTオイルは、ココナッツオイルやパームカーネルオイルから抽出され、
代謝されやすくエネルギー源として利用される中鎖脂肪酸を含んでいます。

体重減少、脳機能の向上、エネルギー増加、炎症の抑制など、
健康への効果が期待されています!

MCTオイルは、低炭水化物・高脂肪食を実践している方、消化器系の疾患や神経系の疾患をお持ちの方に特に効果的だと言われています。

中鎖脂肪酸(MCT)と長鎖脂肪酸(LCT)、短鎖脂肪酸(SCT)の違い

MCT、LCT、SCTは、
それぞれグリセロールと3つの脂肪酸からなる分子である
トリグリセリドの異なる種類を指します。
それぞれの主な違いは、脂肪酸の鎖の長さです。

MCT(中鎖トリグリセリド)は、
中程度の長さの脂肪酸鎖で構成されており、通常6~12個の炭素原子を含んでいます。
MCTは他のタイプの脂肪とは代謝が異なり、体内で容易に消化吸収され、
すぐに肝臓に運ばれてエネルギー源として利用されたり、
ケトン体に変換されたりします。
MCTは、ココナッツオイル、パームカーネルオイル、乳製品などの食品に含まれています。

LCT(長鎖トリグリセリド)は、
長い脂肪酸鎖で構成されており、通常12個以上の炭素原子を含んでいます。
LCTは消化吸収に胆汁酸を必要とするため、
MCTとは異なる代謝を受けます。
LCTは、オリーブオイル、キャノーラオイル、
脂肪分の多い肉類などの食品に含まれています。

SCT(短鎖型トリグリセリド)は、短い脂肪酸鎖で構成されており、
通常、炭素原子数が6個未満です。
SCTは、体内に素早く吸収され、肝臓に運ばれるため、
MCTやLCTとは異なる代謝を受けます。
SCTは、バター、チーズ、ある種の油などの食品に含まれています。

MCT、LCT、SCTの主な違いは、
体内でどのように代謝され使用されるかということです。

MCTは急速に吸収され、素早くエネルギー源となりますが、
LCTとSCTはよりゆっくりと代謝され、
より持続的なエネルギー源となります。

MCTオイルの効果:1、体重減少

MCTオイルの主な効果の1つは、
体重減少のサポートが期待できることです。
MCTオイルは、満腹感を高め、食欲を減退させることで、
摂取カロリーを減らし、体重を減少させることができるとされています。

さらに、MCTオイルはエネルギー消費を増加させ、
脂肪燃焼を促進することが示されています。

そのため、効果的に体重を減少させ、
リバウンドしにくいダイエットに効果的だと言われています。

また、MCTオイルは消化に問題がある人にとっても有益で、
過敏性腸症候群(IBS)や吸収不良などの症状を持つ方にもおすすめです。

MCTオイルの効果:2、脳、神経系への効果

MCTオイルは、脳の健康にも効果が期待できることが分かっています。
MCTオイルから生成されるケトン体は血液脳関門を通過し、
脳の代替エネルギー源となるため、
アルツハイマー病やパーキンソン病などの
神経疾患を持つ人に有益であると考えられます。

脳は通常、エネルギーをグルコース(糖質)に頼っているため、
このプロセスは重要です。
アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経疾患のある方では、
エネルギーとしてグルコースを使用する能力が
低下しているという研究結果もあります。

そのため、ケトン体となったMCTオイルが脳へのエネルギー源を
提供することで、MCTオイルはこれらの人々の認知機能を改善するのに
役立つと考えられます。

MCTオイルは、軽度から中等度のアルツハイマー病患者の記憶と
認知機能を改善することが研究で示されています。

また、MCTオイルは、パーキンソン病患者の運動機能を改善し、
症状を軽減することが示されています。

全体として、ケトン体産生を増加させ、脳に代替エネルギー源を提供するMCTオイルの能力は、神経疾患の治療法として有望であると言えます。

MCTオイルの取り入れ方

1、食用油として
MCTオイルは煙点が高いので、高温での調理に適しています。
ソテーや炒め物、焼き物など、お好みの調理にお使いいただけます。

2、サラダのドレッシングとして
MCTオイルは、自家製サラダドレッシングのベースとして使うことができます。
酢、レモン汁、ハーブ、スパイスと混ぜるだけで、
ヘルシーでおいしいドレッシングができあがります♪

3、コーヒーのクリーマーとして
コーヒーにMCTオイルを加えることで、
エネルギーと精神の明瞭さを高めることができます。
コーヒーに大さじ1杯のMCTオイルを加え、
泡立つまでブレンドするだけです!

4、サプリメントとして
MCTオイルは、スムージーやプロテインシェイクなどの飲料に加えることで、サプリメントとして摂取することができます。
消化器系の不快感を避けるため、少量から始め、徐々に量を増やしてください(^^)

5、ワークアウト前の燃料として
ワークアウト前にMCTオイルを摂取することで、
素早くエネルギー源となり、より良いパフォーマンスを発揮することができます。
運動前のスムージーに加えたり、単体で摂取することも可能です。

私も日頃コーヒーにやヨーグルトにかけたり、
サラダのドレッシングとして取り入れることが多いです。

良質なMCTオイルは無味無臭なので
食材の良さを邪魔することなく取り入れられるのでオススメです♪

最後に

今回紹介したもの以外にも
MCTオイルの効果はたくさんあり、本来のヒトの代謝を助け、
アンチエイジングや病気の予防にも効果があるとされています。

その潜在的な効果を十分に理解し、最適な摂取量と治療プロトコルを特定するためには、さらなる研究が必要な段階です。

市場に出回っている製品の中には、添加物や低品質の原料が含まれている場合があるので、高品質で純粋なMCTオイルを選ぶことが重要です。

添加物や低品質の原料を避け、
高品質で純粋なMCTオイルを選択することが重要だと言えます!

私たちの身体は食べるもので作られています!
クリーンでハイパフォーマンスな身体づくりをサポートします♪

心も身体も健幸を感じられるように サポートしています! 私の活動を応援してもらえると嬉しいです♪