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カッコイイ大人はストリートにいる 『池袋ウエストゲートパーク』

こんにちは、石川由弥子(ゆみこ)です。

みなさんは、「人生を大きく変えた本」はありますか?

私はあります!

それは、石田衣良さんの小説『池袋ウエストゲートパーク』、通称IWGPです。

気付いたらファン歴はすでに18年をこえていました。長い!(そして今も連載中)

今回は、今なお多くの人に愛されている、私のバイブル『池袋ウエストゲートパーク』の魅力について紹介させてください♪

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(池袋西口公園への深夜の聖地巡礼の様子)

『池袋ウエストゲートパーク』のあらすじ

東京・池袋を舞台に、ストリートで起きる数々の問題を、主人公のマコトが解決していくというもの。Gボーイズと呼ばれるカラーギャングのキング・タカシや元同級生のヤクザ・サルなどが、マコトと共に池袋の街を疾走するという話です。

『池袋ウエストゲートパーク』のおすすめポイント

1. 信念を曲げないマコトの生き方

本作の魅力はなんと言っても、主人公・マコトの男気。池袋・西口で家業の果物屋手伝いをするマコトは、その面倒見の良さから、ストリートで困っている人たちから相談が持ちかけられるのですが、その解決のためには労力を厭いません。持ち前の頭脳とカラーギャングのチーム力を使って、困った人を絶対に救う信念が本当にカッコイイのです。さらっと人のために動ける、その生き方に憧れます!結婚したい!!!\(//∇//)\

2. 言葉はいらない、マコトとタカシの友情

Gボーイズのキングであるタカシとマコトは幼馴染で、二人の信頼関係が素敵なのです。お互いが背中を預けられる存在だからこそ、余計な言葉は不要。拳で語れる仲間がいることは、本当に人生の支えになります。私も人生をかけて共にすると決めている仲間がいるのですが、私も信頼される人間になろうと決めています。

3. 正義は勝つ!勧善懲悪

理不尽なことに真っ向から立ち向かうのがこの話の良さ。不法滞在、日雇い労働者、ネット犯罪など、事件に巻き込まれた弱者の味方になり、多少荒っぽさはありますが問題を解決をしていきます。今の日本では「正義」が歪められていることが多いですが、「正義は必ず勝つ」ので本当に気持ちが良いです。

「カッコイイ大人の生き様」を教えてくれた

マコトをはじめとする登場人物たちの生き方が本当にかっこよくて、いつ読んでも、私の人生の行動指針を示してくれます。

自分に恥じない生き方をするためにも、今日も心の中に「マコト」を宿して、がんばります!

ではまた〜

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