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題... 創造力を育む教育が大切です

◆ 同感です。いいところに気づいたと思います。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 日本がノーベル賞受賞者を輩出できるのは「家庭内のルール」が鍵なのかも=中国メディア ⇒ http://bit.ly/35M9821     日本からは近年、毎年のようにノーベル賞受賞者が出ており、2019年も吉野彰氏が化学賞を受賞した。中国メディアの今日頭条は18日、「なぜ日本では年に1人のペースでノーベル賞受賞者が出ているのか」と題する記事を掲載した。日本の家庭内で見られるルールから、その秘密が分かるとしている。   記事はまず、中国の人口は日本の10倍なのに、ノーベル賞の数では日本に全く及ばないと指摘。しかし、日本もこれほどノーベル賞を受賞するようになったのは最近であり、「科学技術を重視して教育を改革してから」大きく変わったと分析している。   では、日本は具体的にどんなことを変えたのだろうか。中国の教育はこれまでずっと試験対策ばかりしてきたため、中国の子どもたちにとって勉強とは山のような宿題をこなして点数を取るためだけの時間になっている。そのために、学校を卒業したらそこで終わりになるという。   それに対して、日本では「教育改革」をした結果、子どもたちのイノベーション能力を伸ばし、「興味を持ったので学びたくなる」ように誘導してきたと紹介。これはある母親が決めた「我が家のルール」を見れば分かるそうだ。   それは、「他人に迷惑をかけない」、「うそをつかない」、「他人を傷つけないが、傷つけられそうになったら黙っていない」、「読書の習慣を身に着ける」の4つだ。成績さえよければ何も求めない中国の多くの親とは著しく対照的だ。特に、最後の「読書の習慣」からは、日本の教育の特徴が分かるようだ。   日本の教育は中国とはかなりの違いがあり、人として最低限のマナーを学び、生きていくために必要な能力を重視して教えていると言えるだろう。学ぶことを楽しめるのも大きな特徴となっており、成績ばかりの教育では教えられないことも多いはずだ。


◆ 中国も韓国も、未だに、“科挙”の名残が強すぎるのだと思います。

 科挙とは、“官僚登用試験”の制度。中国や韓国では、昔から、官僚になることが、いわゆる“偉くなるための目標”でした。[ #科挙 ]
 日本にも、少しシステムは違うもの、似た様な制度があります。国家公務員総合職試験の“上級甲種試験”です。
 これらは、“既存の知識(過去の知識)”をいかにたくさん吸収しているかを競う試験です。勉強嫌いで無駄な努力はしない私では、受けても落ちるのは確実。難しい試験に違いありません。
 その養成所が“東京大学”の文系かも。そんな教育は、要は、“ものしり(教養?)”を養成するためのものだと思います。[ #ものしり ]
 日本の上級公務員諸氏の多くは、とてつもない“ものしり”ぞろいのはずです。でも、残念ですが、それでは“新しい知識の創造”はできません。[ #新しい知識の創造 ]
 世の中を安定的に発展させていくには“維持”と“革新”のバランスが大切で、私は、維持の役割を担うのが官僚で、革新の役割を担うのが科学者や技術者と思っています。[ #維持と革新のバランス ]


◆ 幸いに、日本は、東京大学の他に、科学技術方面の教育を重視する“京都大学”などのいくつかの“旧帝国大学”も創設していました。

 昔の日本の賢人たちは、バランス感覚に長けていたのだと思います。
 ノーベル賞受賞は“時の運”的なツキもあると思うので結果論ですが、“創造力を養う教育”は不可欠だと思います。
 既存の知識を吸収するだけではダメ。如何にして新しい知識を創造できるかが、社会を発展させていくための教育として極めて大切だと思います。
 そのためには“読書”も大切ですが、私は、むしろ、自然と親しむ習慣づくりをして“子どもたちの好奇心を育む”教育も大切だと思います。(→ 注1)


◆ 私が尊敬してやまない“アインシュタイン氏”や“サイモン氏”は、自然と触れ合っている時に、偉大な学説の発想を思いついたのです。

 アインシュタインは、学校をさぼって池で釣りをしていて、釣り糸が水に落ちて水の波紋が広がる様子を見ていて“相対性理論”を思いついたとか。
 サイモンは、海岸を散歩している時に“アリの行列”を見つけて、“人間の合理性の限界と満足の概念”を悟り、AIの研究に着手したのだとか。
 自然は、子どもたちの好奇心かきたててやるネタにあふれています。[ #好奇心 ]

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●(注1)  “科挙”や“好奇心を育む教育”の大切さについては、2019.11.17のブログ 『実験や実習こそが大切』をご覧ください。[→ http://bit.ly/36XNRm3

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