天眼流’時事放談 @辞任か徹底解明かの選択肢しかない


◆ とりあえずは、国民の勝利でしたが …

~~< 以下 引用 >~~   ■ 森友問題 安倍政権、窮地に 麻生氏に波及、与党も懸念 ⇒ http://bit.ly/2tyoCI8     佐川氏からは理由として(1)理財局長時代の国会対応に丁寧さを欠き、審議の混乱を招いた(2)文書の管理にさまざまな指摘を受けた(3)決裁文書の提出時の担当局長だった−−と説明されたとした。   だが麻生氏は、佐川氏が理財局長時代も適材適所だったと強調。「極めて有能で真面目。途中で辞めるのは残念だ」と佐川氏を高く評価してみせ、辞任問題を政権から切り離そうと躍起になった。


◆ おとぼけは、いい加減にしてもらいたい! この偽善者が!

 ちなみに、昨日は、佐川氏辞任のニュース以外にも、財務省近畿財務局の男性職員が神戸市内の自宅で自殺していたというのも発表になりました。生真面目な官僚にはありがちなこと。[#自殺]
 この職員氏は、昨年秋から体調不良を理由に仕事を休んでいたとか。“神経症”でしょう。首相や直接の担当大臣である麻生氏がそんなことを知らなかったはずがない。
 この騒動の一方の当事者である森友学園の籠池夫妻は、保釈も認められないで逮捕されている状況。もし、騒動の中心の近畿財務局の状況を知らなかったとしたら、それは職務怠慢の極み。


◆ すべては、安倍首相にまつわる度が過ぎた“忖度”が蒔いた種。

 佐川氏にしても自殺した職員氏にしても、元々は優秀な官僚だったはず。なぜそんなつまらない忖度をしてしまったのか、私としては、理解に苦しみます。
 まぁしかし、彼らは優秀で生真面目なだけに、“公僕としての気構え”も残っていたということ。“腹掻っ捌いて責任をとった”のですね。[#公僕の気構え]
 要するに、この類の忖度に対する世間のあまりの反応に、“良心の呵責に耐えられなくなった”ということだと思います。さすがと言えばさすがな人たちです。[#忖度]
 ただし、このふたりの対処で、この騒動が解決したわけでもありません。麻生財務大臣や安倍首相の責任は残っているし、その責任は官僚たちよりも重いと思います。
 もうダメ。もはや、潔く、安倍首相は首相を辞任すべき時だと思います。[#辞任]
 首相を辞任すれば奥方まで証人喚問する必要もありませんが、しらばくれるようなら、首相夫人も証人喚問すべきだと思います。徹底解明するしかありません。[#徹底解明]
 佐川急便騒動の責任をとってスパッと首相をやめた細川元首相など、今は、悠悠自適の安息の日々。隠居すれば、細川元首相や小泉元首相のように、達観したものの考え方ができるようになると思います。


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