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題... さすが、保守の雄の分析は鋭い

◆ なるほど、私もそんなふうに感じています。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 【コラム】文政権2周年、経済実績を称え忠誠を誓う官僚たち ⇒ http://bit.ly/2vYgxe5     現在景気がどのような状態かを診断し、未来を予測することは容易ではない。診断と予測を誤れば、景気過熱局面ではばらまきでバブルを生みかねず、反対に景気浮揚が求められる局面に緊縮財政に走る愚を犯すことになる。   文大統領は昨年の地方選挙圧勝後、首席・補佐官会議でブレーンたちが持つべき3つの徳目として、「有能」「道徳性」「謙虚な態度」を挙げ、その中でも有能さを第一に掲げた。「大韓民国の国政を率いる中枢、頭脳である青瓦台こそ有能でなければならない」との説明も添えた。   (でも、)有能であるためには客観的でなければならない。見たいものだけを見る確証バイアスから脱し、現象をあるがままに見るべきだ。過去の経済官僚のように、「自分の考えが間違っているかもしれない」という疑いを抱き、いつも反対意見を傾聴すべきだ。そうしてこそ、正確な診断と処方を下せる。下り坂の経済を挽回するためには、忠実な人物よりも真に有能なブレーンと閣僚をそばに置くべきではないか。


◆ 朝鮮日報は韓国最大の新聞社、いいところに目をつけていると思います。

 私は、政治的な主張を“保守”と“革新”に分類すると建設的な主張はできないと思っているのですが、さすがは保守の雄と言われる大新聞社。朝鮮日報の分析は鋭い印象。
 私も、まさに、そんな印象をもっています。そして、それは、おそらく経済官僚だけのことではないと思います。外交に関する官僚や側近も同じなのでしょう
 そうでなければ、文在寅大統領がこれほどまでに日本を無視した態度をとれるはずがありません。もはや、“裸の王様”レベルだと思います。[ #裸の王様 ]
 周りに“ちゃんとしたことを進言してくれる側近”がいないのでしょう。おそらく、視野の狭い“イエスマン”ばかりが側近になっているのだと思います。
 まぁ、大韓航空の“ナッツ姫”よりはマシでしょうが …


◆ そんな文在寅大統領の“側近の選び方”は、韓国の昔からの伝統のようなものだとも思います。

 日本には“忠犬ハチ公”の逸話がありますが、韓国にも似たような犬の逸話があます。韓国の忠犬は“オオス”という忠犬です。
 私は、以前、そんな“忠犬の逸話”に関するブログを書いたことがあります。逸話というのは、国民性や価値観などを知るうえでかっこうの題材になります(→ 注1)
 要するに、日本人は“与えられた役割に忠実”なことに価値を求め、韓国人は“徹底的に主人に忠実”なことに価値を求めるのです。
 そして、日本人は、側近には“役割に忠実”な人を重用するものですが、韓国人は、“ご主人様に忠実”な人を重用するのだと思います。[ #役割に忠実 #ご主人様に忠実 ]
 だから、文在寅大統領はあんな頑なになってしまったのでしょう。まさに、裸の王様の状態だと思います。
 実は、安倍首相も、その点で言えば、文在寅大統領的な側近の選び方をするようにも感じます。周りに、“過度に忖度”してくれる人ばかりを重用します。[ #忖度 ]

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●(注1)  “忠犬の逸話”のことなどについては、2016.11.7のブログ 『大統領にロクなことがない国』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2JANYeL


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