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題... やはり、日本は、技術貿易立国しかない

◆ 私も、その通りだと思います。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 日本を見れば分かるだろう! 資源がなくとも知識と技術があれば発展できるのだ=中国報道 ⇒ https://bit.ly/34nZljl     米国や中国の広大な国土にはエネルギー資源をはじめとする天然資源が豊富に存在する。日本は米中に比べて天然資源が極めて少ない国と言えるが、それでも経済規模は米中に次ぐ世界3位となっていることは、中国人からすれば驚きの事実なのだという。   中国メディアの百家号はこのほど、資源に乏しい日本がこれほどまでの発展を遂げることができたのは「知識と技術」のおかげであり、それは「教育」を大切にしてきた基礎があるからこそだと論じる記事を掲載した。   記事はまず、現代社会において経済を発展させるには高度な知識に基づく科学技術が必要不可欠であり、知識を普及させるための「教育」は極めて重要だと指摘した。


◆ 一部の中国人は、日本という国を冷静に見ている。

 一部の中国人は、多くの日本人が気づかないことにも、ちゃんと気づいている。おそらく、うらやましくて、そんな点が良く見えるのだと思います。
 このコラムの指摘する点が、“日本の真の強み”だと思います。日本は、この強みを国づくりに生かさない手はない。一般に、弱みを隠すよりは、強みを強調する方が簡単
 そんな発想が、つまり、私が主張している“技術貿易立国”という考え方の基本スタンスなのです。(→ 注1)


◆ ひと昔前までは、日本は、“加工貿易立国”の国という考え方が一般的でした。

 今も、一部の人々は、日本を加工貿易の国だと思い込んでいるフシもあります。一部の人々というのは、“円安を信仰する”人たちのことです。[ #円安を信仰する ]
 日本が加工貿易の国だとすれば、“円安”の方が都合がいい。円高よりは円安の方が、いわゆる“製品輸出”が増えることになるのは確実。[ #製品輸出 ]
 そして、“良い製品を安く売る”ことができれば、一部の企業は儲かることになります。[ #良い製品を安く売る ]
 でも、良いものを安く売るためには、安くつくることが不可欠。
 そこで、企業は、人件費を抑えようとする。日本人が安い賃金で仕事をしてくれなければ、“外国人労働者”を導入するしか方法がなくなる。[ #外国人労働者 ]


◆ 日本は、要は、“悪循環”のスパイラルに陥っている印象です。[ #悪循環 ]

 今の地方の工場は外国人労働者で溢れている。実は、工場だけでもありません。私は、外国人労働者も嫌いではありませんが、そんな状況は何かがおかしいと思います。
 日本が発展途上国の時代なら“良い製品を安く売る”でも良かったのですが、今は日本も先進国。先進国になったら、そんな発想は間違いなのです。
 そんなことをしているから、日本の国際競争力や平均賃金は急降下し、国民大多数のくらしは、“豊か”というよりはむしろ“惨め”なくらしになってしまいました(→ 注2)
 日本は、技術貿易立国の考え方で、“良いものを高く売る”方向にシフトしていくことが大切だと思います。[ #良いものを高く売る ]
 ドイツやスイスなどは、そんな考え方ではないでしょうかね?

~~~~~

●(注1)  “技術貿易立国”の考え方などについては、2019.08.11のブログ 『技術貿易立国というキーワード → http://bit.ly/2OYWaaH、2007.02.24のブログ 『生活文明郷-ビジョン → http://bit.ly/1lsxD8A、2007.03.12のブログ 『技術貿易立国だ-10 → http://bit.ly/2Ez6qQAなどをご覧ください。
●(注2)  円安の長期化で日本人のくらしが惨めになったことは、2020.09.03のブログ 『野党としてはその作戦がいい』をご覧ください。[→ https://bit.ly/326Zo30

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