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バオバブの館... “昔とったきねずか”だけでは、プロの専門家として失格

◆ 私は、必ずしも悪いことでもないと思います。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 大学教員、半数は非常勤 常勤も4分の1が「期限付き」 ⇒ http://bit.ly/2KEXU4j     全国の大学の教員のうち約半数は非常勤で、常勤の専任教員も約4分の1が「特任」「特命」などの形で任期付き雇用となっていることが、朝日新聞と河合塾の共同調査「ひらく 日本の大学」で分かった。一般企業と同様、非正規や有期雇用が増えている形で、教育や研究の安定とともに、こうした教員の処遇が今後の課題となりそうだ。

◆ 医師についても同じことが言えます。

 医学は日進月歩。時代遅れの昔の医療知識だけにしがみつく医師は、正直な話、社会の役には立てていないどころか、害毒までまき散らす。
 私は、以前に、アレルギーの治療で近所の医師にステロイド剤を処方してもらって、ひどい目に遭ったことがあります。妙に治りが遅いので友人の医師に話したら、ステロイドは安易に使うものではないのだという。
 そちら方面が専門の仲間を紹介するから、彼に相談しろと言われました。ステロイドは一時的な効果はあっても、いろいろな副作用なども多い難しい薬らしい。
 熱心な医師はそんな最新動向なども常に勉強していますが、大昔に医師免許をとった医師などの中には最新動向などに無関心な人も多いのです。[#最新動向]。
 プロの専門家として常日頃から技術知識を研鑽してもらうには、ある意味で不安定な非常勤や非正規の雇用システムを上手に活用することも大切だと思います。

◆ ただし、非常勤や非正規雇用のシステムを効果的にするには、彼らの賃金を常勤以上に優遇すべきです。

 そうすれば、適切な競争原理が働いて、全体がレベルアップしていくと思います。現状では、残念ながら、それが逆になっている印象。[#全体がレベルアップ]。
 現状は、仕事の専門能力ではなく、“世渡りの能力”で地位についている人が多い。そういう人は、のほほ~んと地位にしがみつくだけで、ロクなことになりません。
 これでは、私が大好きな、米倉涼子さんのドラマ“ドクターX”のような医師は生まれないと思います。“私、失敗しないので!”の決めゼリフ、いいですね。
 世の中は、“安定をとるか、多少リスクがあっても高い報酬をとるか”の選択させることも大切です。リスクが高いのに報酬が安いのでは、世の中を維持できません。

◆ コンサルも同じ。私は、いわゆる専門的な仕事以外でも、あらゆる仕事について同じことが言えると考えています。

 実は、私は、派遣よりは待遇のいい直接雇用の契約社員になってくれと言われても、あえて、派遣を続けています。どうせ、報酬が大幅に増えるということでもない。
 私は、安定を求めると、自分が堕落してしまいそうで怖い。現実にはきちんと自己研鑽に励んでいる人も多いのでしょうが、これも、自分が天の邪鬼ゆえの宿命。
 派遣社員は、“3K作業のプロのお助けマン”。クビにしたければ自由にクビにできる。でも、絶対に失敗しない安いプロの派遣社員をクビできる会社はない。[#プロのお助けマン]。


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