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題... 日本のコロナ騒動は長引く

◆ 同感です。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 新型コロナ改善兆候の世界と温度差、日本株は反落-ドル108円台後半 ⇒ https://bit.ly/34gthgy     コロナウイルスを巡る状況は国内外で温度差が生じている。   米国では国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長が来週にも好転し始める可能性があるとの見解を示した。   これに対して国内では東京都の8日の新たな感染者数が144人と最多になった。9日のアジアの株式相場が軒並み上昇する中、日本株の弱さが目を引く。   株価の本格的な戻りには国内の感染状況が落ち着くことが必要との見方は多い。   東海東京調査センターの隅谷俊夫投資調査部長は「海外勢は東京の感染者増加などを警戒している。日本での感染がピークアウトの兆しを見せ始め、海外勢の買いが入るようになれば日本株も戻りを試すだろう」とみている。


◆ 株式市場は、あくまでも、クールに反応するもの。

 妙に情に流されていては、株式市場で儲けることはできません。あくまでも、クールな対応が必要なのが、株式市場なのです。
 それは、株式市場というより“投資”の鉄則です。投資の世界には“見切り千両”というすばらしい格言もあります。40年以上株をやっている私も、難しい。[ #見切り千両 ]
 失敗だったとわかったら、潔くそれを認めて、失敗をズルズル引きずらないことが不可欠。株で言えば、損が出ても損が小さいうちに売ってしまうことが大切なのです。
 ちなみに、日本でそれが一番うまい投資家は、孫正義氏。彼は、クールに“損切り”ができる。私は、あれほどの損切り名人は見たことがありません。[ #損切り ]


◆ 格言が出たついでに。

 投資と直接関係はありませんが、中国に大むかしからある、“君子は豹変す”ということわざも紹介しておきたいと思います。[ #君子は豹変す ]
 これは、“徳の高い立派な人物は、過ちに気づけば即座にそれを改め正しい道に戻る。状況によって、態度や考えを急に変えるものだ。”というたとえです。
 このようなことばを、今の日本の政治家や行政担当者におくってやりたい。
 どうして、わが国は、世界的なコロナ騒動に、いつまでもトンチンカンな対応を続けているのか。


◆ 私は、元をたどれば、“どうしても東京オリンピックを予定通りやりたかったから”と思います。

 安倍首相も小池都知事も、はじめはそう考えていました。しつこくそれを言っていました。なので、当然、厚生労働省などもその意向を“忖度”してくれました。[ #忖度 ]
 そこで、“表面的な感染者を少なく見せかける”ために、“可能な限り検査させない”というわけのわからない検査のやり方を推進しました。
 でも、冷静に考えれば、誰が感染者かわからないのでは感染を食い止めることはできません。日本の衛生当局のコロナ対応は、結果としては、完全に失敗したのです。[ #完全に失敗 ]
 今は、世界は、オリンピックどころではなくなりました。でも、日本の政治と行政の担当者たちは、“見切り千両”や“君子は豹変す”ができない人たちなのです。
 オリンピックをやりたい一心でやりはじめたコロナ対応を修正することができずに、ここまできています。日本のコロナ騒動は、長引いてしまうことになりそうです。


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