見出し画像

新入社員必見!?仕事ができる社会人1年目の過ごし方や大事にする3つの習慣とは?〜STORY・想いを紡いだ先に⑥〜

みなさん、こんにちは。
このnoteは、安定志向の三上結香が起業するまでのストーリーを書いたものです。これまでの記事は下記を参考にどうぞ。

■著者 三上結香(みかみゆか)の経歴/略歴

株式会社Liberty代表取締役社長。滋賀県出身、同志社大学卒業。
学生時代は世界学生環境サミットin京都の実行委員を務め、22歳の時にアルゼンチンの大学で国際政治を専攻し、1年間留学。帰国後はNTTコミュニケーションズ株式会社に就職。社会人1年目で起業を決意。会社の仕事と並行しながら準備を進め、株式会社Libertyを設立。
現在は、代官山にてエシカル・サステイナブル・ヴィーガンをコンセプトにしたセレクトショップ「style table DAIKANYAMA代官山本店」や国産で無農薬・無着色・上質なよもぎのみを使用した美容サロン「YOMO〜食べられるよもぎ蒸し〜」の店舗経営を中心に、幅広く多岐に渡る事業を営む。日本語、英語、スペイン語のトリリンガル。

三上結香(みかみゆか)の経歴・略歴/THE INNOVATORより

さて、前回はアルゼンチン留学から帰国し、就職氷河期を乗り越えてNTTコミュニケーションズ株式会社への入社を決めたところまでを書かせて頂きました。 (下記の記事、参照)いよいよ、社会人生活スタートです。


いざ、東京へ!やる気満々の社会人生活スタート!

卒業式を終えた3月下旬、3.11の東日本大震災があったその月末に、私は上京しました。会社がセッティングしてくれた千葉県にある賃貸マンションでの新生活がスタート!一人暮らしをするのが初めてだったので、朝起きられるかな〜なんて心配しながら、ドキドキワクワクの入社式を迎えました。

オリエンテーションを終え、さっそく新入社員合同研修、その後に2クールのOJT研修が始まりました。私たちは8月から初期配属、2年後に本配属だったのでそれまでは研修期間だったのですが、200名を超える新入社員を雇い、それだけの時間を研修に充てられるのは企業として盤石な基盤があり経営が安定しているからこそなので、本当に感謝しています。

画像1
NTTコミュニケーションズ入社時の私は、NTTのプレゼンスを世界であげると意気込んでいた

もし社会人1年目の自分にアドバイスをするとしたら?

社会人生活はスタートダッシュが大事、ということで、就職活動時と同様、すでに社会人としてバリバリ働いている先輩方にどういう姿勢で過ごせばいいのかを質問しました。今回は、新社会人としての心がけ、やっておいた方が良いこと、大事にしてよかったことをお伝えします。

1) 1時間前に出社すること

当時、借上げマンションから職場までは片道で1時間近くありました。東京の「満員電車」ってこれだったのか!と最初はテレビの中の世界を見たような気持ちになって楽しかったのですが(ちなみに、渋谷のスクランブル交差点を見た時も同じような気持ちになりました)毎日続くとさすがに疲れてしまいました(笑)出社するだけで体力を使ってしまっていては、仕事になりません。1時間前に出社すると、電車がすいているので車内の時間も有効活用でき、且つ、オフィスについてからも1時間自分だけの自由な時間を作ることができるので習慣化するといいよ、と言われたのです。

この自由な時間に、本を読んだり資格の勉強をしたり、研修の課題を終わらせたり発表の予習をしたり、もちろん真面目な時間として使っても良いですが、個人的には自分のためだけの時間なので何をしても良いと思います。大事なことは、自分のためだけの時間を作ること、そして、大多数の人と同じ行動をする自分から離れてみる、ではないかと思います。仕事量が増えてもこの習慣のおかげで、目標を見失わず日々やるべきことをこなせるよ、と教わりました。実際、仕事ができると評判の友達は皆、1時間前には出社していました。ぜひやってみてください。

画像2
入社時は職場から約1時間半かかる借上げマンションに住んでいた

2) 誘われたらまず行ってみる

2つ目はよく言われることですが周りからの誘いを断らない、です。会社の同期や先輩から平日休日関係なくお誘いを頂くことが増えたのですが、最初の1ヶ月は特に、フル参加を目指そう、と言われました。初任給を頂くまでの活動資金は予め学生時代にためておくことを強くオススメします(笑)

仕事が本格化すると、どうしても目の前のことに追われがちです。緊急且つ重要な事柄に時間を割くだけで1日が終わってしまう。だからこそ、緊急ではないけれども重要なこと、つまり、人脈を広げることや自分の仕事に直接的には関係がないことにも興味を持っておくことが重要になる、と教わりました。私は元々人見知りで友達を作ることが得意ではないので、「誘ってくれる人」とまず仲良くなろう!と言われました。同期の中でも特にいつも幹事をしてくれる人に、何かあったら行くから声をかけて、と伝えておきました。結果、当時の飲み仲間と案件が一緒になったり、各関連部署に飲み仲間がいて状況や様子を把握しやすかったり、と仕事がしやすくなってとてもよかったです。

画像3
明るい人の周りには明るい人が集まっていることがよくわかる

3) 一人暮らしをすること

最後の1つが、一人暮らしをすること、でした。社会人としてこれからお給料をもらうのであれば、社会での自分の現状を知ることがスタートだと言われました。実家が職場から近いと、お金を溜めるために実家で暮らした方がいいのではないか、と思ったのですが、お金を溜める以上に大事なことがある、と言われたのです。

「社会人とは仕事を通して世の中に価値を提供するということ。つまり世の中にどれだけお役にたったかの指標がいただいている給料の額だ。仕事では、最小限のコストで最大限の利益を追求すること。だからこそかかる生活コストを親に依存するのではなく、自分で管理して初めて最高のパフォーマンスを発揮できるのだ。」

これは余談ですが、実家暮らしだと合コンでモテない、とも言われました(笑)モテないのは大変だ、と言って引越しを決めた友達もいました。とにかく社会人としてまずは自立することが大事なのですね。

画像4
初の一人暮らし時は、家具や食器など、全てを全部自分で決められることが嬉しかった

上記が、私が就職する際にアドバイスを頂いた3点です。
おかげで、私の4月はお金がなくなるまで人に会い、毎日1時間前に出社して研修は好成績で終え、どこにどれくらいのお金がかかるのかをしっかり把握しながら一人暮らし生活を楽しむことで終わっていきました。GWまでにどれだけ習慣化するかが大事だという先輩の教えはまさにその通りで、振り返るといいリズムを作れたように思います。

社会人生活は、面白くて仕方がないです。

学生時代もやりたいことをやり切って大満足で卒業しましたが、社会人になるとさらに活動の幅が広がり、仕事を通して世の中にお役に立つという何事にも変えがたい喜びを味わうことができています。まさに今新社会人の方はお楽しみに、そしてすでに社会人生活を楽しんでいらっしゃる方は、引き続き一緒に仕事を楽しみましょう。もし今の生活に満足してらっしゃらない方がいれば、私が頂いた先輩方のアドバイスで、少しでも習慣を変えてみられると新しい発見があるかもしれません。

次回は、私の社会人生活を劇的に変えた出会い、そしてアドバイスをお伝えしようと思います。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?