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【オススメ映画】私たちの生活が海の中にどんな影響を与えているのかを考えるーSDGs14:海の豊かさを守ろう

みなさん、こんにちは。
株式会社Liberty 代表取締役の三上結香(みかみゆか)です。

あっという間に9月も終わり、季節も秋になりましたね。海が好きな私は夏が終わってしまうのが寂しい気持ちでいっぱいです。

そこで、今回は思いっきり海について考えることにしてみました。きっかけは1本の映画です。

『A Plastic Ocean - プラスチックの海』(2016)

映画HPより抜粋

この映画は、クレイグ・リーソン氏が、海洋学者、環境活動家やジャーナリスト達と共に、自身が監督となり世界の海で何が起きているのかを調査し撮影したドキュメンタリー映画です。

世界70カ国以上、1200回以上の上映。17カ国語に翻訳され、短縮版が国連本部でプレミア上映もされました。

映画HPを見てみると、海洋汚染は地球規模の問題であるものの、「知らなければ考えることもしない」ため、まずは問題提起をした映画だと書かれていました。おかげで、あまりにも悲惨な状況を目の当たりにすることができ、普段の身の回りの生活がいかに地球環境に影響を及ぼしているかを考えさせられました。

毎年800万トンものプラスチックゴミが捨てられている

このドキュメンタリー映画で特に印象に残っているのは、魚や鳥のお腹を開くと大量のマイクロプラスチックが出てきた映像です。

カラフルなもの、ペットボトルが砕けたもの、驚くほど被害にあっている海の生き物、海と生きる生き物たち、、、それは周りまわって、私たち人間にも影響を及ぼすだろうということが映画でも描かれています。

「ペットボトルはリサイクルされている」と思っていませんでしたか?
恥ずかしながら、私はそう思っていました。しかし、実態はリサイクルされずに海にそのまま捨てられているものがほとんどだったのです。

映画HPより抜粋

「SDGs14:海の豊かさを守ろう」に貢献する

SDGsとは国連が提唱した、2030年に向けた持続可能な開発目標です。地球上のさまざまな問題解決に取り組むための指針として、一丸となって達成に向けて動いています。

14番の海の豊かさを守ろうとは、「2025年までに、海洋ごみや富栄養化など、特に陸上の人間の活動によるものを含め、あらゆる海の汚染をふせぎ、大きく減らす」「小規模で漁業をおこなう漁師たちが、海洋資源や市場を利用できるようにする」といった社会課題の解決が促されています。

「特に陸上の人間の活動によるものを含め」とわざわざ明示されていることに驚きませんか?いかに、私たちの生活が海の汚染と密接に関わっているかがここからもよくわかります。

普段の生活から私たちにできることはないか?

映画を見た後は、正直、島国に住んでいるにも関わらず、海洋汚染の現実を知らなかったことにショックを受けたのですが、事実を知った以上は何かしら対策を打ちたくなりますよね。

私が普段から取り組んでいることは、「プラスチックを使わない選択をする」ということです。すでにあるゴミを取り除くことにはつながりませんが、これ以上ゴミが増えないようにと意識しています。

代官山のお店にも「エシカル」テーマの1つに「プラスチックフリー」を推しており、プラスチックを使わない生活を推進しています。例えば、スタッシャーは、シリコンの保存容器ですが、見た目が可愛いだけでなくとても機能的で便利なので、大人気です。

スタッシャーHPより抜粋

海好きだからこそ、海を守る

他にも、予定を合わせて「ビーチクリーン」にも参加しています。残念ながら、砂浜にはさまざまなゴミが落ちているんです。コンビニで買って飲み食いしただろう残りかすや、タバコの吸い殻、花火なんかも落ちていることもあります。

せっかくの海がゴミまみれだと残念ですよね。
最近は、高校生や大学生など若者もオシャレにゴミ拾いを楽しんでいるようなので、嬉しいです。
そもそも、ゴミを捨てないことが一番ですが。

以前、ゴミ拾いした時の記事はコチラ。

サンゴの養殖ができるダイビングツアーも!?

さらには、以前、沖縄で生まれて初めてダイビングをしたのですが、なんと、そのダイビングはSDGsを推進しており、サンゴの養殖のお手伝いができました。

サンゴといえば、真っ白なサンゴを思い浮かべていたのですが、実は、白いサンゴは死んでいるサンゴだということをご存知ですか?現在、海洋汚染のために珊瑚礁が危機的状況にあるそうなのです。

珊瑚礁は、最も多様性に富んだ海洋生物の生息地と言われるくらい、さまざまな生き物を育んでいます。しかし近年は、水温の上昇や海洋汚染に伴い、どんどんサンゴが死んでしまい、珊瑚礁が減っていっていると言われています。珊瑚礁が減るということは、生態系の維持が危ぶまれるということです。

お世話になっている経営者の1人である戸川みゆきさんはダイビングが大好きで、大好きだからこそ、少しでも海の豊かさを守るために貢献したいとおっしゃっていました。
そこで、沖縄では、サンゴの養殖に取り組んでおられる方にお会いして、実際の養殖現場を見させていただいたり、私自身も一緒に海に潜ってサンゴを植えたりしてきました。

今回潜った海はとても綺麗で、映画にあったような海洋汚染なんてものは全く感じられなかったです。改めて、大事にしようと努力し続けてくださっている方々のおかげだなと感じましたので、私も海を守るために引き続き日々の生活から変えていきます。

みゆきさんのnoteはコチラ。

戸川みゆきさんとご一緒した綺麗な海の中
戸川みゆきさんと見た綺麗なお魚

まとめ

海について、映画を見たところから長くなりましたが、私たちは地球に生かされているのだとよく感じます。

1人1人が自分たちの住む地球のことを考えながら日々行動することが大事ですよね。
1人の100歩よりも、100人の1歩。
まずはできることからコツコツと、私自身も努力していきます。

いつも最後までお読みいただきありがとうございます。

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