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Motivation!

わたしたちBABID(http://www.babid.org/)は英国インテリアデザイン協会(https://biid.org.uk/)の本国会員、つまり世界トップクラスで活躍するインテリアデザイナーを日本でコミッションするというビジネスを行なっています。こちらは日本での事例第2段「逗子マリーナ・フルリノベーション」

イギリス本国のデザイナーがコンセプトデザインを行い、私のボスがプロデュースを行ないました。

このプロジェクト。見ていただいて分かるとおり、なかなか選ばない(選べない!)壁紙が印象的です。しかし、この紙クロス。素敵~で終わらせてはいけない、本当に手間のかかる施工が難しいクロスなのです。

正直、ビニールクロスしか貼らないようなそこらへんの壁紙屋さんでは、美しく貼ることは出来ません。複雑なパターンを水平・垂直両方向をぴったりとあわせ一番美しいところにセンターを持ってくるこの技術。職人さんがもっていた技術を100%発揮していただいたとおもいます。

私のボスは、本当に人のモチベーションを挙げるのが上手。それは下手に出るとか横柄な態度をとらないとか。そんな辺り前の事ではなく。

私達は『プロ同士』という、その姿勢を崩さないのです。言葉のやわらかさや器の広さは勿論ですが、あくまでプロとしてクールにディスカッションをするのです。時にはぶつかることも、無理を言う事も、意見が合わないこともあります。でも個人的な感情に左右されず、常にプロとして冷静な愛あるディスカッションをするのです。

その姿を見れたことは、まだまだ社会人も駆け出しの私にとって、結構衝撃でした。ゆとり世代でも下の方、「さとり世代」と呼ばれるわたしたちは、家族や友達でもない他人に滅多に声をあらげたりきれたりしないので。(人によるとは思いますが。)個人の感情にいい意味素直な世代を見て、距離を感じていたところが正直ありました。

でも私のボスは、あくまでプロとしての姿勢を崩さない。だから個人の感情に流されるようなことがない。申し込んだセミナーで居眠りしたりもするけど(笑)仕事場ではいつでも100%インテリアデザイナーとしてのプロであり続けます。


「プロには、プロとしてぶつかる」



それはどんな仕事でも絶対に必要なことだと教えられました。いつか私も、今よりCOOLなディスカッションが出来るようになればいいな。






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