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ネット上に作品を公開するのが怖い

Twitterで見かけた第12回ネット小説大賞note創作大賞2024という2つの企画。応募規約に沿ってエッセイなり小説なりをネット上に公開すれば、複数の協賛企業が審査してくれるというものらしい。

書いてタグ付けするだけなので、応募が難しいわけではない。複数の協賛企業が集まるので目に留まる可能性も高い。受賞するチャンスだって増えるわけだ。

募集期間も長いので今から取り組めば締切に間に合わないということもないだろう。応募可能な最低文字数も多くはない。というかネット小説大賞に至っては文字数の制限がない。

年に1度お祭り!的な雰囲気もあり、盛り上がりの中に飛び込むのもありだろう。というかチャンスは多い方がいいに決まっているので、飛び込むべきなのだ。

ただ、怖い。ネット上に作品を公開することが。とても怖いのだ。

「いやいや、noteに色々公開してるじゃねーか」とツッコミが来そうだが、これまでは勝手気ままに書いて投稿してたのでそこまで恐怖心はなかった。とりあえず書いたよー的な感じで。

ただ、「受賞を目指して作品を投稿します!」となると話が変わる。ネットに公開する以上、不特定多数に読まれるわけだ。

「あれ、こいつ下手じゃね?」「これじゃ伸び代もないし、この先も無理だね」なんて言われたらどうしようか。

推敲して公開したとしてもプロの編集者の手が入っているわけではない。粗が目立つ部分もあるだろう。そんな文章を「作品です!」と誇りを持って公開できるのだろうか。

そもそも読まれないかもしれないが、そんな想像上の批判を恐れ、カクヨム・小説家になろう・エブリスタなどネットの公募は避けてきた。チャンスを捨ててきたわけだ。だからこそ下読みや審査員にしか読まれない公募への応募を目指してきた。

ネット上に作品を公開している人には頭が上がらない。よくできるなと。それほどに書きたいのだろうと。

自分はどうなのだろうか。批判や読まれないことを恐れて書くことをやめるのだろうか。応募者の人数に気圧され、無理だと諦めるのだろうか。

参加したい、応募したいという思いはあれど、目の前に大きな壁がある。友人にも「とりあえず公開してみればいいのに」と言われたが、起きてもいない問題を不安視して踏み出せずにいる。

書きたいことがないわけではないが、さて、どうしようか。


【編集後記】
ネット上に作品を公開するのって怖くないですか?みんなどうやって乗り越えているのだろう。

理想を叶えるためにがむしゃらなのかな。不安よりも書くことが好き!が勝つのかな。

公開してしまえば壁がなくなってできることが増えるのは目に見えてるんですけどね。こればっかりは誰か一緒にやりましょうよってものでもないしね。

悩む時間がもったいない気もするし。

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