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未知の世界に思いを馳せる

子供たちによってテレビが破壊されたので、1ヶ月くらい前に購入したプロジェクターを本格的に導入してみる。必要な配線をつないで、部屋を暗くして、スイッチを押すだけ。たったこれだけで部屋の壁が大きなスクリーンに早変わり。リビングがなにもない白い壁に囲まれていて寂しいなと思うことがあったが、このための壁だったのかもしれないと思えるほどの大活躍だ。

プロジェクターの向きを変え、試しに天井にも映してみる。リビングが家族全員が寝っ転がって動画を楽しむ怠惰な空間に変わった。「星の映像でも流せばプラネタリウムになるかな?」という妻の提案で宇宙の映像を流してみる。天井いっぱいに流れる星の映像はたしかに綺麗だ。ただ、惑星なんかが映し出されると圧迫感があってやや怖い。長男が「こわいよ」とグズり始めたので流す映像は慎重に選んだ方が良さそうだ。提案した張本人である妻も気持ち悪いという理由で惑星が嫌いなので、映像から目をそむけていた。

綺麗な星とやや圧迫感のある惑星。映像を見ながら、生きている間に絶対全てが解明されることはないんだろうなと宇宙の神秘に思いを馳せる。全てを知りたくもあり、考察の余地がある方がおもしろそうでもあり。

きっと深海なんかも全ては解明されないんだろうな。現代の技術をもってしても解明されない地球の壮大さが恐ろしくもあり、おもしろくもあり。宇宙、深海、未確認生物、古代生物、古代遺跡、幽霊など解明し尽くされない未知の世界への憧れはいくつになっても消えないものだなと感慨深くなる。それとも自分の精神年齢が幼いままだけなのだろうか。

プロジェクターで宇宙の映像を見ていただけなのに、あれこれ考えすぎて思考が遥か彼方に飛んでいく感覚。だからなのか、人の話を聞いていないことも結構ある。

何が言いたいかというと、家庭用のプロジェクター結構いいですよって話。


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