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二の腕痩せも「気をそらす」作戦で

暑い時期が近づいてくると気になるのが「二の腕」。

他のところはそれほどでもないのに二の腕だけが気になる!なんてお悩みもよく聞きます。

「二の腕に効く」エクササイズをあれこれ試してみたものの「効果が出ない…」とお悩みの方にはある共通点がありました。

今回はその共通点が当てはまる方向けに、二の腕痩せのコツをお伝えします。

ひじを伸ばしたままバンザイできますか?


二の腕痩せ効果がなかなか出ない、とおっしゃる方に共通するのは

ひじを伸ばしたままバンザイできない

ということ。

腕が上がりづらかったり、肩が詰まったようになりひじが伸びないのです。

原因は首の付け根に力が入り過ぎていること。

せっかくの腕立て伏せも首の付け根に力が入り、肩が耳に近づいているようだと効果半減です


ひじを伸ばしたままバンザイできない原因、首の付け根に力が入り過ぎる問題を解決しないうちに、いくら二の腕痩せエクササイズをしても二の腕には効いてこず、なかなか効果が出ません。

まずはこの問題を解決する必要があります。

じゃあ力を抜けばいいんでしょう?

と簡単そうに思いますが、実は「力を抜く」というのは、以前の記事でもご紹介した通り意外に難しいのです。

腕の重み、感じますか?


立った状態(立位)で、腕をだら〜んとしてみましょう。

この時、腕の重みを首の付け根、肩のあたりで感じられればいいのですが、もし

腕の重みなんてちっとも感じない!

場合、首の付け根の筋肉で一生懸命腕を引っ張り上げている=首の付け根に力が入り過ぎている可能性があります。

「力を抜いて!」でうまく抜ければいいですが、そもそも入っていることに気づいてすらいなかった場合、かえって意識が向いてしまい、力を抜こうと頑張ってしまうので逆効果になる恐れが。

イメージ作戦、気をそらす作戦


そんな時はイメージ作戦、そして先に添付した記事でもご紹介した「気をそらす」作戦が有効です。

やじろべえのように腕が背骨からぶら〜んとぶら下がっているイメージをしてみましょう。

腕はぶら〜ん、です

そして上体を左右にひねるように回すと、勝手に腕がついてきて、でんでん太鼓のように揺れます。

紐と玉の部分が腕


腕がでんでん太鼓のようにぶらぶら振れれば力はいい感じに抜けています!

力が抜けたところで意識していただきたいのが

なでなでライン

動画で紹介されている

脇の下の後ろ→二の腕→小指

のラインをさすってみましょう。

さらに、脇腹からなでなでラインにつなげてみます。

そして、脇の後ろ(腱の背中側)を床に対して垂直に立てるようにしてみます。

背中と腕をつなぐ「腱」
つまめます

ひじの尖った骨が正面に向きましたね。

この時、ひじの尖った骨は肩の上にある必要はありません。

脇の後ろが立って、ひじの尖った骨が正面に向くことを優先してください。

そのひじをさらに引っ張り上げるように小指をのばしていけば、いかがでしょう?

ひじをのばしたままのバンザイになったでしょうか?

この時、脇腹から小指まで、なでなでラインがスッと一直線につながる感じがするはずです。

腕を上げていますが、同時に脇腹も背中も使われている感じがわかるでしょう。

そして二の腕もよくストレッチされている感覚があるのではないでしょうか?

首の付け根に力が入ってしまうと、脇腹から二の腕のつながりがぶった切られてしまいます。

そこで、力を抜くことを意識するより、つながりを保つことを意識する方が、首の付け根に意識が行きにくい分、結果簡単なのです。

この

脇腹から小指がつながる感覚

これがわかって初めて二の腕痩せエクササイズの効果がでます。

・腕を後ろに引くエクササイズ

・プランク

・リバースプランク

・プッシュアップ

などなど…

何をやる時も、バンザイした時と同じように脇腹からなでなでラインを通って小指につながっているかを意識してみてください。

あれ?とよくわからなくなったら、脇腹からなでなでラインを通ってのバンザイに戻りましょう。

エクササイズする時だけでなく、電車で吊り革につかまる、ドアを開けたり閉めたりする、パソコンに向かう、自転車に乗る、ベビーカーを押す…どんな時もなでなでラインを意識できれば、少しづつ二の腕が引き締まってくるはずです。

結果報告、お待ちしています♡


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