【短歌】鎧
切り抜きで推しの勇姿をくりかえしみる休日のしんどい朝に
咀嚼音だけがほんものヴァーチャルの世界に秋の匂いがしている
推したちが今日もてぇてぇドット絵の花火があがるのきれいと思う
虚構の姿だから喋られることたくさんあって息継ぎをする
人類総二次元時代 声帯のぬくもりだけで射精するひと
いつもどおりのつまらない自分だし 仮想でまとう鎧は重い
脱ぎ捨てた鎧をただしく弔ったひとにだけ吹く追い風がある
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切り抜きで推しの勇姿をくりかえしみる休日のしんどい朝に
咀嚼音だけがほんものヴァーチャルの世界に秋の匂いがしている
推したちが今日もてぇてぇドット絵の花火があがるのきれいと思う
虚構の姿だから喋られることたくさんあって息継ぎをする
人類総二次元時代 声帯のぬくもりだけで射精するひと
いつもどおりのつまらない自分だし 仮想でまとう鎧は重い
脱ぎ捨てた鎧をただしく弔ったひとにだけ吹く追い風がある
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