話題のUSB在宅勤務こたつを買い、机の広さの重要性に気づいた話
9月29日、あるネットニュースが駆け巡った。
イオンからテレワークにピッタリのこたつが発売されたのだ。
USBが充電できるポートつきの高脚こたつで、テレワークの時期に気になる暖房代が安く済む。
なおかつこたつでスマホが充電できる。
よく「即ポチ!」などとTwitterで見て、とはいえ本当は誰も買ってないんだろうな、、と常々思っていたが、さすがにこの商品は買わずにはいられない。
奥さんに早々にプレゼンして決裁をとり、とにかく重かったwebページにアクセスし、ユーザー登録までして、なんとか二人用のUSBこたつを注文した。
即ポチだ。
それまでのテレワーク環境
と、いうのもそれまでのテレワーク環境があまりに突貫工事で。
空いていた部屋の片隅に、ベランダで使っていたIKEAのテーブルとイスを投入して業務にあたっていた。
まさかその後半年以上もテレワークが続くとは思わず、机ばっかり増えてもなと思っての選択だった。
しかしながら、彼の本職はあくまでベランダ机。
いつもはコーヒー、せいぜいたまの気晴らしにベランダで昼食をとるときに楽しい時間を演出するのが生業であって、
BIツールを使いながらデュアルディスプレイで仕事するにはあまりにも貧弱すぎた。
さらに致命的なところでは、板が一枚ずつなのでマウスがめちゃめちゃ使いにくいという…(そのためマウスパッドとしてたいてい本が犠牲に)
本職の仕事中のベランダ机
ついに届いたUSB高脚こたつ
そんなこんなで、かねてより待望だったテレワーク用の新しいテーブルの導入。
そこに今回の「USBこたつ」が現れ、即ポチに至った。
一人の客として、モノが売れるかどうかは「欲しいもの」かどうかと「欲しいとき」かどうかを改めて実感した。おそらくテレワーク用の設備をすでにしっかり整えていた方は、今回のこたつもそれほど惹かれなかったように思う。
そして何日かが経ち、無事にこたつが我が家に届いた。
こたつらしく、こたつユニットに脚をはめていく例のスタイルで簡単な工作をし、無事に設置完了!
ディスプレイとノートパソコンを横に並べても、余裕のスペースに収まる。
USBポートは天板についている。
(下からこたつユニット、ふとん、天板の形になる)
USBがついてるせいでこたつも早く壊れたりしたら嫌だな、という声がTwitterでは結構あったが、こたつ部分と充電部分はまったく別なのでその点は安心だ。
裏を返すと、電源が別々に必要なのでここは注意が必要かもしれない。
(こたつユニット部分でひとつ、天板部分でひとつ必要)
要するにこの道具、天板に延長コードが内蔵されているこたつ、というのが実態に近い。
しかしこれが実際に使ってみると本当に便利で、着眼点の素晴らしさを感じる。鉛筆の後ろにくっついている消しゴムみたいなものだ。
まだ冷え込まないこともあり、実際にはこたつとしての使用は開始していないが、こたつ布団も吸湿発熱素材(ヒートテックみたいなやつ)で出来ていて、なんとなく暖かそうだ。冬に向け期待が高まる。
広い机は仕事効率を劇的に向上させる
ということで、実際にはまだこたつとしての使用を開始していないので
「実はたいして暖かくなかった!」「めっちゃ良かった!」といったレビューはお届け出来ないが、この高脚こたつを導入して気付いたことがある。それは
大きな机での仕事、めちゃめちゃしやすい
ということだ。
「椅子がよくなると健康によくなる
机がよくなると効率がよくなる」
という話をどこかで聞いたことがあったが、
まさしくそうだと感じた。
参考書籍を広げるのにも、ディスプレイを増やして作業をするのにも、コーヒーやお茶を置いておくのにも、何にせよ机が広くなると作業スペースの制約でいちいち手が止まることがなくなる。
まさかリアルデスクトップがこれほど重要だったとは・・
よくある学校の先生が使うような机、作業効率でいうと最強だったんだなあ・・としみじみ気付かされた。
冬はこれから。
USBこたつがちゃんと暖かいかはまだ分からないところだが、広い机の便利さは十分に享受している。
おしゃれな机もいいが、大きく広いことはそれだけで仕事をする中で十分アドバンテージがあるように思う。導入を強く勧めたい。
※21/3/19追記
こたつとして半年間使った感想をnoteにまとめました。
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