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子どもに教えられたこと③

小6と中2の娘の父親です。
昨日と一昨日は我が子の子育てから子どもに教えられたことを書きましたが、今回は我が子ではない「子ども」に教えられたことを書いてみます。
子どもって本当に素直ですね。

『お兄さん』さんから『おじさん』へ

子どもって本当に素直ですね。
教育関係の仕事をしているので子どもたちと接する機会も多くあります。
入社から24歳ぐらいまでは子どもたちからも「お兄さん」と言われていました。
スーツを着ているだけで時々「おじさん」と言ってくる子もいましたが、笑顔で受け答えしながらも内心では「おじさんじゃなくて、お兄さんね」と思ってました。

25~26歳ぐらいから徐々に「おじさん」と言われることが増えてきました。
自分としてはこの1~2年でめちゃくちゃ老けた感じはしなかったのに。
会社では先輩から「まだまだ若いね」なんて言われいたのに。
上から見ると「お兄さん」なのに、下(子ども)から見ると「おじさん」になってきていました。


『おじさん』を受けれ入れる自分へ

子どもって本当に素直ですね。
そんな素直な子どもが「おじさん」って言いだしたので、自分はおじさんになっているのかと思いつつも、まだどこかで受け入れられない自分もいました。
そして、27歳の時に長女が産まれました。
父親になった自覚もあり、ここを境に子どもたちからの「おじさん」をすんなり受け入れることができるようになったことをはっきりと覚えています。

でも自分で自分のことを「おじさん」とは言わなかったし、先輩からは「若いね」とも言われていました。


自他ともに認める『おじさん』へ

子どもって本当に素直ですね。
子どもたちからの「おじさん」を受け入れだすと誰も「お兄さん」とは呼ばなくなっていました。
そして、29歳の時に次女が産まれました。
2児の父親になったこと、その半年後には30歳になったことから子どもたちに自分のことを「おじさんはね」と自然に言うようになりました。本当に自然に。

そして、それを聞く子どもはもちろんのこと、誰も「いやいや、まだまだお兄さんやろ」なんて否定する人は1人もいなくなりました。本当に1人も。



子どもって本当に素直ですね。
大人なら社交辞令を使う場面でも、子どもは思ったことを口にします。
うちの娘は小さい時から私のお腹を見て「パパはデブチンやね~」って言ってました。
#ダイエットがんばろう
#着やせするタイプ
#脱いだらすごいんですタイプ


外見も中身も自分で自分の変化には気づきにくいことがあります。
プラスの変化なら大人でも言うでしょうが、マイナスの変化は大人は思ってもあまり口にしませんが、子どもは思ったことを口にします。
プラスやマイナスという概念がないので、客観的な判断を素直に口にするのだと思います。

今の自分を客観視する、今の自分を受け入れるためには、素直に自分を評価してくれる人の言葉を受け入れることも大事だなぁとこれを書いて感じました。
#子どもに教えられたこと

子どもって本当に素直ですね。
我が子だけでなく、一人でも多くの子どもたちがその素直さを失わず、大事にしながら、人と比べるのではなく自分自身の可能性を広げていってほしいなと思いますし、それを許容できる大人でありたいし、社会であってほしいなと思います。

おじさんになっても「じゃまおじ」にだけはならないように、今日も一日、がんばろう😊

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