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〇〇がないところには■■がある

ホタルが見られる季節になりました。

毎年のことながら、暗闇であの光を見つけるとドキドキします。
上の娘も「ホタル大好き」というので、今日はどれくらい光っているかな、と連日一緒に見に行きます。

観察スポットは、家から歩いて1分もかからない場所なので、子どもが一緒でも気楽に行けます。(もちろん、ヘビなどに出会うといけないので、足元はサンダルではなくちゃんと靴を履かせますが)

田舎の人は「何もない」というけれど

田舎の人は、「うちらのとこには何もないけん」とよく言います。
でも、何もないところなんて現実には無くて、視点をズラせばきっと何かがあるんです。

「店どころか街灯の1つもない場所」は、「ホタルの光や星空を楽しめる暗闇がある場所」だったりします。

「小さいこどもが1人も住んでいない集落」は、「子連れで散歩していると、地域の人が温かく声をかけてくれる空間」だったりするのです。

ちょっと視点をずらせば、違う世界が見えてくる

こんなふうに、「〇〇がないところ」は、(〇〇がないが故に)「■■があるところ」だったりします。

「何だそんなことか」と思われるかもしれませんが、物は言いよう・気は持ちようで、「〇〇がない!」と不満を言って暮らすのではなく、「■■はあるよね~」と視点をずらして見ることで、案外、どこに行っても幸せに暮らせるんじゃないでしょうか。

周囲が「何もない」と言っても、「ホントかな?」と考えるのはあまのじゃくではなく、健全な批判的思考の持ち主だと思います。

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