インターン・就活(自己プロデュース)・バイト
私は今年大学二年生になった。正直,この時期から就活を考えている人って少ないと思う。私もそう大して本気では考えていない。けれど,さっきふと思ったことがあるのでまとめようと思う。
【就活は武者修行の体現】
さっき思った。就活って武者修行みたいだな,って。以下,その説明をする。武者修行で私たちはテイクアウト商品の開発をした。一から商品の発散,収束,需要の考慮などをしていく中で,FTからもバ先の店長からも言われたことがある。それが「商品を売るには【差別化】が重要である」ということだった。商品やサービスを考案し買ってもらうには,所謂黄金ルートや法則がある。でもその法則に従って作った商品は売れない。何故なら差別化ポイントがないから。消費者にとってより身近な場に似た商品があればそっちを買うと思う。強みもない商品に魅力はない。ましてやそれが初めて見る商品ならなおの事だと思う。これは商品プロデュースや売込みの話。でもこれはきっ就活でも同じ。就活はいわば自己プロデュースの場だと思う。芸能をしている人は特に,自己プロデュースは大事になる。自分を商品とし,企業が購入者となる。契約を交わし,給料という形で商品である自分を買うようなもの。その際に就活では,普通に4年間の大学生活を過ごした人と,なにか特異的なものを持つ人,どっちが欲しいっていったら差別化されたほうだよね。ただ特異的なだけじゃいけない。「その会社にとってその差別化ポイントが需要があるか」が大事で,その為には自分の強みを活かせる会社にターゲット層を絞るといいのかもしれない。また,「そのポイントを自分で把握認識し,ポジティブに活かせているか」これができないと使い方が分からない商品になるうえ,使い方を誤れば大惨事。「一般的な常識があるか」は,差別化ポイント以外の点で商品が使えないという状況にならないか。保温性超高いのにめっちゃ中身が漏れる水筒とかみたいにならないのも大事。ぜんぶ大事。他にもまだまだたくさんある。多分,「自分が欲しいのはどんな商品なのか」って考えると,欲しくなるポイントってわかる。これが就活のみならず,自己プロデュースに活きるんじゃないかと思う。インターンで希望の業界を経験しておくことはいい経験且差別化なのかもしれない。でも,そんなのみんなやるじゃない?だから,あえて休学して世界一周して教員になる,とか。一線外れた逸脱の仕方で差別化図るのも,就活単位じゃなく人生単位でいい経験しつつ,差別化になると思う。
こういう意味を含め,武者ではいい経験したなあと思う。いい差別化ポイントだよね。それに,こういうことを考える知識というか,引き出しがいくつかもらえた感じ。楽しい。
ここまで好き放題書きましたけれど,これはあくまで私が思っただけ。そんなことわかってる人もいれば,違うと思う人もいると思う。だから,コナ湖と思ってんだなくらいで流してもらって大丈夫です。
私は,武者を通してFTという仕事さ存在を知った。そのすごさにも触れた。正直,憧れた。実際に中高生のころからやってみたいと思っていたこととFTが一致したように感じた。だから,武者修行が終わってから,「ファシリテーション・コーチングの勉強をしたい」と思い始めた。だから,授業で「CCC」「ボランティア」「ファシリテーター養成講座」を履修してみた。この勉強するために大学休学してもいいかな,なんて思ったりしてる。これは素敵な差別化になるかもしれない。何よりやってみたい。武者修行を通して,タームメンバーから,チームメンバーから,たくさんのことを教えてもらった。考え方も話し方も,場回しも。でもそれだけじゃなくて,私はFT3人からも大きな影響を与えられた。ただ優しくしてても人は成長しないと思ってた。その解というか,解決の糸口というか,見えた気がした。
もう一つ今日考えたこと。武者修行では全体ミーティングの最初に「チェックイン」を行っていた。あれを,バイト先(塾)で塾生にやってみようかなと思った。開始直後は塾生と話す。「何考えてる?」って話を振る。私とコミュニケーションをすることに集中させるのは,意識が私に向くからその後の授業がより円滑に進むきっかけになる気もする。私から無駄話はふらない(これがまあ苦手)。塾生がそわそわして気がそれているようならば,その場で「何が気になるのか」を話させてチェックインさせる。それがすごく重要かもしれないと今日のバイトで思った。