ブログの目的は「思考を言語化する規律」を習慣化すること

あくまでも私の個人の話。

プロフィールにも書いている通り、私はブログを「思考を言語化する規律」を身につけるツールとして利用している。自分の思考、つまり考えた結果を「主張」として文章に落とし込む習慣を付けるために使うツールだと考えている。そして、文章に落とし込む際には、文章を書くときに気をつけることを意識しながら書くようにしている。言い換えれば、まずは規律を宣言することから始めるのであり、ブログの規律として文章を書くときに気をつけることを宣言したのである。

なぜ「思考を言語化する規律」を習慣化したいのか。端的に言えば、知識労働者だからである。私はサラリーマンだが知識労働者であると自認している。そのため知識労働者の最高峰であるコンサルタントの仕事術を手本としている。(なお、私はコンサルタントではない。)これまでコンサルタントが書いたビジネス書あるいはブログ記事を多く読んできたが、思考の言語化はコンサルタントに求められる基本的な能力として共通して挙げられている。また、優秀なコンサルタントは「思考を言語化する規律」を持っているように見える。そのため、私もその習慣を身につけることによって、知識労働者として成長したいと考えている。

References:

「思考を言語化する規律」 トーキョーハーバー

これは仕事の基本中の基本であるが、問題はこれは人によっては案外難しいことのように思える。つまり思考の(善し悪しではなく)癖として直感的に考える人は自分の思考を言語化して説明するのが自然ではないため、最初の頃は苦戦する。逆にどちらかというとボトムアップに言語的に思考する癖の人はこれはすんなり受け入れられる。

思考の癖は善し悪しではないが、コンサルティングのように社内外に人たちとチームで働くような仕事の場合は特にジュニアなうちは自分の思考を言語化する習慣が必要である。習慣というよりも規律というべきかもしれない。(そして多くの仕事も同じだと思われる。)どんなに細かいことであっても、スライドのテキストボックスの配置であっても、ちょっとした言葉の選び方であっても、なぜそのようにしたのかと聞かれた時には即座に答えられるようになる必要があり、基本的には言語と理屈が汎用的なコミュニケーションツールである以上、自分の思考を言語化する規律が必要なのである


「言語化する能力を鍛える」 小暮 隆(仮名)

動かすには、抽象的・概念的なものであっても「言語化」することが重要。これができて初めて相手の心の中にコンサルタントが考えたことを植え付けることが出来る。チャートはあくまでも補足手段。

ブログ等を使い、自分の考えを一気に言葉に落とし込み、見てもらう。これを繰り返すだけでもだいぶ能力が高まると思う。

まずは自分の考えをしっかりと言葉に落とし込む。私の場合、取り敢えず考えていることを一気にWordで打ち込む。その上で、それを徹底的に推敲する。自分の意図した通りに伝わるのか、用いた単語が相手に与える印象はどうなのか、等々。これを行っていると、考えの甘さにも気付く。何となく考えている際には詰め切れた気がしていても、いざ言葉に落とし込むと穴が有る。これを埋める。そして、最後に余計な文言を削ることで洗練させる

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