及第点付けなやってられんわ

久々にちょっと病んだ話を。
いつも通り仕事してると、上司に呼び出された。数日前に荷物を誤った場所の台車に入れて、到着先の社員さんやお客さんに迷惑をかけたという話で、それについて、始末書の提出を命じられた。
これだけならまだマシだったが、上司は僕が仕事の能率が悪くスピードが遅いことを咎め、これ以上迷惑をかけ続けると会社の信頼失って仕事減って、ついにはリストラされるかもしれんよと軽めの脅しをかけられた。
しかも、今日は酒瓶を誤って落として割ってしまうという惨事もあって、余計に疲れてしまった。始末書2項目目になるのだろうか。最後は余談だが。

真に受けん

はっきり言って、後者は話が飛躍し過ぎに思う。分からないではないが、そんな不安を煽られても、真に受ける気は0だ。むしろ萎縮してやっても良くはならないし、自分の居場所に必死になり過ぎて、不正が起きかねないと思う。品質、大手としてのプライドは必要だが、何かしら及第点は必要なのではないか。そうでないと人間らしくいられないし、怒る人は単純に器が小さいってだけなのではないか?こだわり過ぎても疲れるだけ。そして、僕はあくまでバイトだから。注文つけるなら社員に言ってくれ。文句がタラタラ出てくる。

あのことを思い出す。

イライラは少し置いといて、僕が思うにスピードとかクオリティを求めようとしても、どこかでつまづきそうなことがあって、少しこのことを思い出す。

福知山線脱線事故が起きた背景として、「私鉄王国に対抗したスピードアップ」と「ダイヤ余裕の無さ」がある。この結果、ダイヤに余裕を持たせて、「二兎追うような」ことはせず、安全への意識を高めるという及第点を付けたわけだ。

スピードより質

僕はスピードが人より遅めなのは自覚している。しかし、スピードアップすると雑が顕著になるのが目に見えてるからあえてマイペースにしてるし、しっかり落ち着いて仕分けることに重きを置いている。そして、僕はスタミナがあるわけではないから、無理をしないことも心がけている。
そして、JRにいたときに学んだことを生かして、好きな鉄道から自分らしさを磨いてきた。
だから、もうスピードはどうだっていい、そんなんで大多数に迷惑掛けるんやったら、そこは及第点付けて妥協する。1人でやってる仕事ではないのだから。そして、ノルマなんてのも多くないわけだし。
それでミスしても、「あぁそう」と心の中に落とし込んで余裕ぶっかまして、意識すりゃいい。リストラがなんだ。そんな絡んだこともない脅すような人はそんなに期待しないし、いつでも辞めたるぐらい心で思っとけば、結局楽かもな。あと、仕事終わってnote綴りゃいい。

これぞ不正の温床

そんなこんなで、今日あったイライラで病んだ話から考えたことを綴ってきた。
ちなみに、僕が働いてるところのグループ会社では、過去、社会の信頼を大きく揺るがす不正をしている。上司の発言はその温床を間近で見たような感じだった。真に受けて萎縮して不正するぐらいなら、むしろ、そんな脅しは丸めてバットでぶっ放してホームラン放つような妄想する感じで相手にしない。やることやって、良きアドバイスに耳を傾ければ良い。そんなことにエナジー費やしたって何の得になるのか?それは今回のことに限らず、仕事、プライベート問わずだ。それぐらい及第点付けないとイキイキはしにくい。

でも、しばらく辞めたない

辞めたるなんて綴ったが、次のとこでも、抑うつになったり、不眠、過呼吸とかなって以前の寿司屋の二の舞になりかねんから、しばらくはいるつもりだ。別に褒められなくたっていい。そんなのレアケースやと思う。そんぐらい諦めんと僕は今のところやってけんから。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。