見出し画像

自分をいかして生きる

やらされているような
労働はしたくないし、してほしくない。

どんな難しさがあろうと、
一人ひとりが自分を突き動かしている力、
この世界に生まれてきた力を働きに変えて、
つまり〈自分の仕事〉をすることで、
社会が豊かさを得る。

そんな風景を本当に見たいし、
自分もその一端で働き、生きてゆきたい。
自分をいかして生きる /西村佳哲 より引用


最後のこの文章で
ぐわっと心を掴まれて涙が出た。

そうだよね、ほんとそう。

7年前のわたしを思い出すと、自分がやりたくて選んだ仕事のはずが、いつからか『やらされている労働』になっていた。

学生時代を思い出しても、自分が学びたい!と思って選んだ専門学校に、『授業を受けさせられてる』みたいな感覚が出てきて、だるいな〜とかなんでこんな授業受けさせられてるんだろう?と思っていたこともあった。


それが去年、フリーランスになり
『自分の仕事』をしなければいけなくなった。


ひしひしと痛感しているのは、
受け身じゃ『自分の仕事』はできないということ。
ただの『労働』になってしまうということ。

難しいことばかりで
毎日仕事とプライベートの境目がなく
生きる=仕事みたいな状態だけど

"どうしてもこれをやりたい"
"やらずに死ねない"
という気持ちが自分を突き動かしている
この日々が本当に楽しい。


〈自分の仕事〉をすることで
"わたし"でいることに喜びと
愛おしさを感じで生きていく人を
増やしていきたいし、
わたし自身もそうでありたい。

そんなことを強く感じた本との出会いでした。
ちょっと熱くなっちゃった 笑


misaki

この記事が参加している募集

読書感想文

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?