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イタイ

ジャンプしたら掴めそうな雲に乗って

風の気が向くままに運ばれて

辿り着いたあなたの国

ぼやけた記憶の森を掻き分けて

思い出したのはあなたが私の隣にいたこと

この世界でわたしとあなたしか持っていない

たったひとつの記憶

知らない花にはあなたの名前をつけて

沈みかけの夕日と3人で追いかけっこをして

ベッドの中で手を繋いで眠った

わたしの声はあなたに宿ってるかな

あなたの声はわたしに宿ってるよ、ずっと

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