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あと3ヶ月でベビーがやってくるから、仕事を取りに行けない、なんて言っていた先月の私に言ってやりたい。いつでも、いくらでも仕事なんか取りにいけるわい!と。

そう、出産まで2ヶ月半を切ったところで、私はとある人から紹介してもらった会社にアプローチをかけてみた。フルタイム(正社員)で人を探しているそうで、JD(職務概要)はこう、と見せてもらった。その中に、私がリモートでできそうな仕事がいくつかあるじゃないか!人が足りなくて手が回らないと聞いている。チャーンス!

ということでお話をしてみたら、紹介者の人の影響力もあり(これが実は最も大事かも...)すぐに契約を結び、完全リモートでその「一部」の仕事をさせていただくことに。プレスリリース等の執筆のお仕事だ。一旦7月頭までの契約を結ばせてもらった。

これまでメインのお仕事としていた海外企業の日本進出のお手伝い。フルタイムのスタッフも見つかり、仕事量が4月からガクッと減った。先日その4月分の請求書を作成するにあたり、悲しい金額しか請求できないことに気づき(時間制で請求させてもらっている)、新しい仕事の確保をもっと早いうちからやっておけば良かったと若干(でも若干だけ)反省。

そもそも1ヶ月前の私は投げやりになっていたと思う。
暑くなってきて、お腹が大きくなってきた身体はこれまで体験したことがないくらい倦怠感でいっぱいになり、これから来る夏のことを考えると恐ろしくなった。
もうすぐベビーも来るし、その準備に集中すればいいや、と出産の3ヶ月も前からそんな贅沢なことを考えていたのだが、ダルく、さらにヒマでゴロゴロすることが増えると、自分のことが嫌になった。ゴロゴロしていると、余計にやる気が削がれていくのもよく分かった。ゴロゴロしないためにも、前回の投稿の通りいつも以上にお料理を張り切ってみたりしていたわけだけれど...(そして引き続き夫へのランチ&デザートは楽しみながら作っている)。

やはり数ヶ月前、父から盗み読みしたPresidentの記事通りだ、と悟った。

「やる気が湧かないのはやり始めていないから」

脳は非常に燃費の悪い臓器。酸素や栄養を節約するため、脳はできるだけ難しいことを考えずに楽をしようとする。新しいことをやるより、いまやっていることを続けた方が脳にとっては楽。
この性質を逆手に取り、無理にでも仕事をはじめてしまえば良い。脳は「仕事をやめて他のことをするより、いまやっていることを続けた方がエネルギーの節約になる」と認識するようになる。
「やる気が湧かないから、湧くまで待とう」は上記の理由から間違い。やる気が出ないのは、まずやり始めていないから。形だけでもとにかくやり始めれば、やる気は後からついてくる。大切なのは最初の一歩を踏み出すこと。
「好きなことが見つかるまでやらない」も間違い。脳の性質上、まずはやってみることが大切で、気持ちはあとからついてくる。
くよくよ悩んでいる時間があるなら、1分でもいいから取り掛かってみよう。

無理矢理にでもやらないといけない状況を作る大切さを今回の経験で学び、出産まで与えられている時間を最大限に活用しようと改めて立ち上がることができた気がする。

お腹が大きい妊婦フリーランスの方にもし読んでいただけていたら、お互い頑張りましょうね。体調の波はあると思いますが、投げやりになりすぎないよう、適度に休みながら仕事を楽しみましょう!

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