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子どもが自ら学ぶ?アクティブ・ラーニングとは何ぞや⁉︎

アクティブラーニングは、直訳すると能動的学習という意味だそうです。文部科学省による定義では、「学習者の能動的な参加を取り入れた授業、学習法の総称」とされています。

二人の娘を持つ父親として、教育という分野への関心が日に日に高まっています。そんな中、最近よく耳にするアクティブラーニングというものについての学びを皆さんとシェアしていきたいと思います。

アクティブラーニングとは何ぞや⁉

従来の教育では、教員が教え、生徒がそれを聞く、という一方通行の講義形式を採用していました。一方、アクティブラーニングとは、グループディスカッションやディベートを通して、生徒自身が調査、発見をしながら課題の解決に取り組みます。私たち世代が受けていた教育方法とは真逆の学習方法と言えるでしょう。企業の二次面接とかで経験したような…。

授業を聞くだけでなく、自らが考え積極的に授業運営に参加していくことで、確かな学習効果を得られる手法とされています。体験学習やグループ学習の意味に使われることもありますが、ポイントは何を学ぶかではなく、いかに学ぶか。

具体的な学習方法

具体的な方法には、以下のようなものがあげられます。

・学生たちが室内で討論を行う(グループディスカッションやディベート)
・クラスで発表会を行う(プレゼンテーション)
・プロジェクト学習、創成学習(実習やフィールドワーク)
・勉強したことを複数の人とシェアする
・個人に向けて授業をするのではなく複数のユニット重視で授業をする
・3〜6人程度のグループを作って共同作業をする
・ビデオを見たあとに皆で感想を語り合う

何だか企業の研修みたいですね。
これを子どもの頃からしておくことで社会に出ても役立ちそうですよね。

アクティブラーニングのメリット

1)自ら進んで学ぶ能力 

 アクティブラーニングでは、生徒が中心となって授業を進めるので、自然と主体性が身につきます。また生徒同士で話し合って意思決定をする場面も多いことから、自分で調べて学ぶ能力が身につくとも言えます。

2)周りの皆と協力し合う力 

グループディスカッションや共同作業、体験学習の多さから、他の生徒と積極的に関わる場面は少なくありません。このような環境下では、従来の授業では身につかなかった協調性が生まれると言えます。

3)新しい課題に気づき解決する力 

 他の生徒と話し合う時間が多いため、今までになかった価値観や考えを知る場面が多いと言えます。したがって多くの視点から物事を捉えられるようになるため、問題を発見しやすくなり、問題に対しても多くの切り口から考えられるので問題解決能力を鍛えることができます。

個別に学習するよりも他者からの刺激を受けることで、学習意欲の向上や知識や考え方の幅も広がっていきます。

まとめ

私たちの世代は、コナン君の推理のような正解は一つの偏差値史上主義だったこともあり、社会人になって正解が一つではない現実に直面して四苦八苦することもありました。このアクティブラーニングによる学び直しは、社会人にこそ必要ではないでしょうか!?

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【関連する参考資料】

新学習指導要領について【文部科学省】

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