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#アドベントカレンダー2021 「あなたの好きなことのイチ押し本」12月2日『美人画報』

この記事は、メディアパルさんの企画に参加しています↓

https://note.com/mediapal/n/n3c18e24a9702

素敵な企画をしてくださった、メディアパルさんに心から感謝です!


さて、好きなことの本について語るということで、私が選んだテーマは「美」について。

女に産まれて35年。一番初めに「美」を意識したのはいつだっただろうか?お出かけの時だけに履ける、よそ行き用の赤い靴。庭に生えた大きな木の下に咲いたアネモネの花。祖母の家でこっそり塗った真っ赤な口紅。

物心ついた時から「美」は無限にあって、特にメイクをするようになってからは、色んなコスメに興味を持つようになった。

「美しくなりたい、可愛くなりたい。」そんなことを考えるのがより好きになり、今も自分のオススメのコスメについて記事を書くのが楽しい。色んな「美」について考えることが楽しい。

でも、忙しい毎日を過ごし、刺激のない日々が続くと「美」を忘れてしまう時がある。

そんな時の、私の10年来のバイブルがこちら↓

大~好きな漫画家、安野モヨコ氏。

最初の出会いは、高校時代、寮の談話室で「ジェリー イン ザ メリィゴーラウンド」を発見して読んだのが始まりな気がする。

これを機に、安野作品にハマりにハマった私が行き着いたのが、「美人画報」だった。

安野先生が、美について書いたエッセイ。(美容雑誌『VOCE』で連載されていた)
美しく可愛い画と、ユーモアと説得力たっぷりの文章。ファンとしては最高の一冊!

美の内容も、メイクだけではなくファッション、映画、内面や習慣など多岐に渡る。

シリーズで3冊出ていて、もちろん3冊とも、文庫版も買った。

1冊目なんて、なんと20年前に執筆されていて時の流れにビックリする。でも、ずっと前に書かれているけど変わらない普遍的なところもあるし、今読むと別の楽しみ方もできる。(こういうメイク流行ってたなー!とか。)

この本を高校生、大学生の時に読んで、知らないこともたくさん知れた。

クスクスっていう食べ物がこの世にはあるんだ、とか、ヘレナへの憧れとか、着物についてとか。

憧れて実践したものもたくさんある。

乳液でメイクを落としてみるとか、大学生でお金も無いのに「CLARINS」のコスメを使ってみたりとか!


学生だった頃から現在まで、「美」について考えることをワクワクさせてくれ、今でもカンフル剤となっているこの本と、安野モヨコ先生に感謝。


ヘッダーの画像は、「この人みたいになりたい!!」と、何年か前にチェストの上に展覧会のチケットを置いてみた図です。




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