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ヨコハマ・フットボール映画祭 公式マガジン

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毎年100本近く制作される世界のサッカー映画から、日本のサッカーファン、映画ファンと楽しみたい作品を一挙に上映する「ヨコハマ・フットボール映画祭」の実行委員メンバーによるマガジン… もっと読む
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#ヨコハマフットボール映画祭

【本日公開】綺麗な景色にも注目👀|映画『52ヘルツのクジラたち』

あなたはその「声」聞こえますか…? 皆さんこんにちは。ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン第89回、担当はスタッフの坂野です。よろしくお願いします。 今回は、お久しぶりの企画。話題の最新邦画の舞台になっている都道府県にはどのJリーグチームがあるのか、サッカー映画祭ならではの視点で紹介していく企画の第三弾です! 第三弾の今回は、本日公開の『52ヘルツのクジラたち』と、この作品に登場する都道府県で活動するJリーグサッカーチームをご紹介いたします。 「この映画の

目指すはW杯決勝の地!親子三代旅物語|『バック・トゥ・マラカナン』≪6/17-23開催!ヨコハマ・フットボール映画祭2023≫

親に連れられて初めてスタンドから見た緑のピッチ、家族と共に喜びを分かち合ったあのゴール、悔しさと絶望を味わったあの試合 etc… 親子三代でワールドカップを旅する家族の姿を描く『バック・トゥ・マラカナン』を観て、私の中にあるそれぞれの瞬間の物語が一気に呼び起こされました。 ヨコハマ・フットボール映画祭公式noteマガジン、第85回となる今回は、スタッフ加藤がYFFF2023で上映する『バック・トゥ・マラカナン』の見どころや、皆さんにより作品を分かりやすく見ていただくために作

<沸騰応援上映!>『横浜F・マリノスクラブ創設30周年記念ドキュメンタリーBeyond Together』

皆さんはスタジアムにJリーグを観に行きますか?観に行く方はもちろん、観てないよという方でもJリーグ優勝の裏側には様々な人の影の努力があったと感じることができるサッカー映画! ヨコハマ・フットボール映画祭2023上映作品『横浜F・マリノスクラブ創設30周年記念ドキュメンタリーBeyond Together』の見どころを紹介します。 皆さん、こんにちは。ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン第84回を担当します、インターンスタッフの村上(大学3年)です。よろしくお願

King of God!イブラ自伝映画が日本初上映!『I AM ZLATAN / ズラタン・イブラヒモビッチ』≪6/17-23開催!ヨコハマ・フットボール映画祭2023≫

サイドからゴール前にセンタリングがあがる。 195cm 95kgの身体が宙を舞い、テコンドー仕込みのアクロバティックなボレーシュートが、弾丸のような軌道でゴール隅へ突き刺さる。 味方選手が駆け寄り、スタジアムは熱狂に包まれ、敵サポーターからは盛大なブーイング。 彼のアドレナリンは一気に吹き出す。 そして、両腕を大きく広げるいつものゴールセレブレーション。 「俺がズラタンだ。」 (France v Sweden: Recall spectacular Zlatan stri

今年のYFFFは全国から知恵吸収でパワーアップ?!|全国コミュニティシネマ会議2022 in盛岡リポート&ちょっとお得なあの情報

年に一度の大会議が、昨年岩手県で開催されました…! みなさん、こんにちは。ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン第82回を担当します、スタッフの坂野です。 さて、去る昨年11月、全国コミュニティシネマ会議が、岩手県盛岡市で開催されました。 こちらの会議にYFFFスタッフで参加してきたので、当日の会議内容を紹介しつつ、参加した感想等をみなさんにお伝えしていきたいと思います! 記事の最後には、ご存知の方も多い?!な、あの情報のお知らせもあるので、是非最後までご覧くだ

PK戦という極限状態に迫るドキュメンタリー!「ザ・ロングウォーク -トラウマと贖罪-」 ≪6/17-18開催!ヨコハマ・フットボール映画祭2023≫

すべての勝負がかかったPK戦、キッカーはセンタサークルからペナルティマークまでボールを取りに歩いていく。とりわけ国の威信をかけたW杯PK戦において、とてつもないプレッシャーがその道のりで襲いかかる。 それは当事者でしか語りえないものであろう。 「あのペナルティースポットまでの歩みは途方もなく長かった。」 ロナルド・デ・ブール(元オランダ代表) *1998年フランス大会準決勝 ブラジル 1(4PK2)1 オランダ 「あの10-15秒間の歩みは、全世界の人々から見られているか

元国際審判・家本政明氏がレフェリーの本音や裏話を語る『ある試合』+『教えて!いえぽん in YFFF2022』 

昨年6月に行われたヨコハマ・フットボール映画祭で、スイス人の国際審判を記録したドキュメンタリー映画、『ある試合』の上映を実施した。スイスを拠点に置くサッカークラブのBSCヤングボーイズとFIFAの協力によって撮影された本作は、わずか17分の内容ながらも、試合に臨む主審の様子が克明に描かれている。今回は、国際審判として2021年まで活躍され、本作の翻訳にも携わっていただいた家本政明氏をお迎えし、映画の感想や、審判の本音や裏話。そして、会場観客からの質問にもたくさん答えていただき

中村憲剛×村井満が日本サッカーの未来を語る!ヨコハマ・フットボール映画祭トークショーレポート

ヨコハマ・フットボール映画祭2022では、川崎フロンターレと中村憲剛が地域との繋がりの中で成長してきた18年間を描いたONE FOUR KENGO THE MOVIE~憲剛とフロンターレ 偶然を必然に変えた、18年の物語~(以下:ONE FOUR KENGO THE MOVIE)』の上映後に、現在は川崎フロンターレのFRO(Frontale Relations Organizer)を務める中村憲剛氏と2022年3月まで第5代Jリーグチェアマンを務めた村井満氏のトークショーを開

アマチュアクラブで居続ける理由はアモーラ?|『Brothers in Football』舞台挨拶

映画祭のためにイギリスから監督が来日し、舞台挨拶を実施しました…! みなさん、こんにちは。ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン第73回は、学生スタッフの坂野(大学4年)が担当します。 さて、去る昨年6月4日、ヨコハマ・フットボール映画祭でイギリスの『Brothers in Football -100年越しの再試合-』が上映され、クリス・ワトニー監督が舞台挨拶を行いました! なんと、クリス監督は、今回の舞台挨拶に合わせ、イギリスから来日してくださいました😭✨

ワールドカップのウォーミングアップはこれで決まり!〜FIFAが展開する動画配信サービス「FIFA+」を徹底解説〜

サッカーファンの4年に一度の祭典、FIFAワールドカップまでいよいよあと8日まで迫りました!今大会は初の中東での開催に加え、欧州サッカーシーズン中の開催とあってこれまでと違った条件の中での大会となります。 強豪国揃いのグループに入った我らが日本代表がどう戦うのか、どんなスターが誕生するのか、どんな雰囲気の中で後世に語り継がれる伝説が生まれるのかetc…今から楽しみでいっぱいですね! 突然ですが、皆さんはFIFA+という動画配信サービスをご存知でしょうか? FIFA+はこれま

日韓W杯から20年 トルシエ監督が、当時の思い出と代表選考の本音を語る

ヨコハマ・フットボール映画祭2022は、日韓ワールドカップの開催(2002年)から20年を迎えたことを記念し、この大会でサッカー日本代表を率いたフィリップ・トルシエ氏をゲストに迎え、『サロン・ド・トルシエ言いたいこと全部言いますスペシャル』を実施した。イベントの進行は、「当時は小学6年生で、ワールドカップをテレビ観戦していた」という笹木かおり氏と、「日韓大会を取材していた」という宇都宮徹壱(写真家・ノンフィクションライター)氏が務めた。 笹木:まずは、20年前の横浜での思い

倉敷保雄×西岡明彦 サッカー実況の二大巨頭のクロストークが実現!|トークイベント「バモス!実況席から見た世界」レポート

サッカー中継に欠かせない要素の一つである”実況”。従来のメインストリームであったTVだけではなく、インターネットなどの視聴方法やコンテンツが多様化する中で、実況を担当するアナウンサーの数も増えています。 ヨコハマ・フットボール映画祭2022で上映した『バモス!ドミンゴ-夢の実況席-』は、過去12年でさまざまなテーマのサッカー映画を紹介してきたYFFF史上初のサッカー実況をテーマにした作品になりました。 『バモス!ドミンゴ』の上映を記念し、長年に渡りサッカー実況の第一人者とし

空気を読む日本人のメンタルケアとは?|映画『サンシーロの陰で』木村好珠さんトークショー

精神的に追い込まれる若手選手の苦悩を描いた『サンシーロの陰で』上映後、スポーツメンタルアドバイザーの木村好珠さんをお招きしてのトークショーを実施しました。 みなさん、こんにちは。ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン第66回を担当します、スタッフの細川です。 サッカーだけではなく、仕事や家庭などの日常生活でも参考になるお話も盛りだくさんのトークショーの様子をレポートします。 世界的に重要視されているメンタルケアーー『サンシーロの陰で』をご覧になっていかがでした

子供たちが教えてくれた多様化する社会との付き合い方 - 映画『はなれていても』と中野吉之伴さんトークイベント・レポート 

 石炭の中でも水分や不純物の多い褐炭は、ドイツではエネルギー源として今でも多く採掘されています。ドイツ映画『はなれていても』は、採掘地の拡大により生まれ育った村を失った11歳のベンと、シリアからの難民タリクの友情を描いています。お互いの境遇を思いやる少年たちの、爽やかな交流が心に響くこの映画は、今回の映画祭でYFFF2022グランプリを受賞しました。6月4日にかなっくホールで上映された映画と、トークイベントの様子をレポートします。  みなさん、こんにちは。ヨコハマ・フットボ