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『男はつらいよ•翔んでる寅次郎』

2019年7月5日、
Netflixで鑑賞。
シリーズ第23作。1979年作品。
当時、同時上映作品は
友里千賀子 主演の
『港町紳士録』

①翔んでる

当時、〝翔んでる〟という
言葉が流行っていた。
マンガで『翔んだカップル』という
名作が大人気、そのマンガは
薬師丸ひろ子 主演で映画化。

マドンナが桃井かおりなので、
桃井かおりが翔んでると思いきや、
寅さんが翔んでるということ
らしい。


②桃井かおり

北海道、桃井かおり、山田洋次
といえば『幸福の黄色いハンカチ』だが、
今作でも、車で北海道おんな一人旅の
桃井かおりが寅さんと出逢うという
設定。
とにかく、天才女優。
あの声、百変化する表情、


③翔んでるストーリー

そもそも、何故、北海道おんなひとり旅
だったかというと、この田園調布の
お嬢様は、結婚を目前に悩んで、
気晴らしのためのものだった。

いざ、結婚式の日、
ウェディングドレスのまま、
式場から、逃げ出して、
タクシーで〝とらや〟へ直行、
しばらく、とらやに住むんだから
翔んでるよ、桃井かおり

タクシー運転手は犬塚弘

フラれた相手は布施明
慰めて恋愛指南役に立つ寅さん

ところが、寅さんが
絡むことによって、
2人は急接近の急展開

カップヌードル食べてる
布施明に、〝キスして〟
キスの後、
〝ネギ食べちゃった〟
これは、名シーンだ。

そして、結果的に、この2人は
正式に結婚する。
もう、マヂ翔んでる、
まさしく、翔んだカップルだ。

寅さん、独身なのに、仲人。
仲人スピーチ
花嫁スピーチ
そして、新郎は、
〝とまり木〟を歌う。
〝上手く歌えるかなぁ、〟って
アンタ、布施明ですからね。
会場は静まりかえりますよ。

翔んでるよ。

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