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『二十歳のとき、何をしていたか?』

2019年7月3日
雑誌〝POPEYE〟の
特別編集、
『二十歳のとき、何をしていたか?』
を手にする…

けっこうな厚さ、だが、
貴重な一冊、
各界の著名人の
若き日を振り返っての
コメントは、美しい…

美しい、といえば
その著名人らの、20歳の頃の
写真が載っている…

ひゃーー!若ーい!
カッコいいー!
かわいいーー!
と月並みな言葉も
出てくるが、

やはり、20歳の時に
もう、未来を予見
するかのようなエナジーを
放っているんだなぁと
思う。
だから、
やっぱカッコいいし、
美しいんだなぁと思えた。

私が20歳の時、
何を考え、何を記し、
どんな行動していたか、
それを語ったり、書いたり
することは、できるだろう、
ちなみに、少しだけあげれば
幕末の志士に憧れ、
その歴史の地を訪ね歩いたり、
小説家になろうと、
原稿用紙300枚くらい
書きまくったり、
菊池桃子と結婚するかも
しれないので、俳優か歌手に
なるために、まずは劇団員に
なろうとしたり、
赤面青春のいじわるである。

しかし、
やっぱ、一枚の写真には
敵わない、
そこに、
とてつもないオーラがあり、
とてつもない説得力がある
だろうか、ということだ。

クルマやバイクを
乗り回していようが、
トレンドなファッションに
身を包もうが
(包んでないが)
チェッカーズのような
ヘアスタイルにしてようが、
(してないが)

写真に写った姿は、
ごまかしが効かない
若いんだから、
若さってぇのはさ、
そうやって、フィルター
かけれると思っている
しかし、そんなものは、
すぐ、引っ剥がされる

でも、この本の中に
登場する彼らの20歳の姿を
見たら、
熱くもなり、
清々しくもなる、
強烈な説得力がある、

妬みや嫉妬も湧かない、
若さの素晴らしさを
認めざるを得ない、

そんな52歳の自分を
私としては、好きである。

そして、
今、私の娘は20歳から21歳に
なろうとしている。

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