M&Aの良さを広めよう!!
中小企業のM&Aはほぼ100%有効的なものです。言い換えれば、譲渡企業のオーナーが納得いかなければM&Aは成立しないということです。この前提を理解されていないがためにM&Aのメリットを享受できずに廃業や休業されてしまう。そうなる前にぜひ一度M&Aの話を聞いてみよう!!
企業の現在地を知ることができる
転職希望者は自分の市場価値を知りたいから転職活動をしているという方も多い。市場価値を知って、自分はこんなに恵まれた環境で仕事ができているんだと気づいた方は転職をしないし。逆に自分にはこんなに高い価値があったのかと気づいた方は転職をされるだろう。行動したからわかる結果だ。
企業にとって市場価値を図る方法は、M&Aでの価値算定である。色々な要素で算定されるが、自分が思っていたより高いなとか、安いなとか、妥当だな。など多くのフィードバックがあるはずだ。それを判断材料にして、もっと事業拡大していくためには外部資本を得るためのPEファンドの活用が必要だとか、販売分野を内部化してもっとブランド価値を高める買収戦略が必要となるとか、実際にM&Aが必要かどうかの判断材料になる。もしくは、あと5年後の売却を目指し、今から決算書を見栄え良く作っていこう。と考えることもできる。最初から譲渡目的だけでM&A仲介企業とお付き合いするという考えでなく、もっとフランクに“弊社の状況ではどんな選択肢があるのかを聞くために活用する”くらいのスタンスで利用していただければと思う。
幸せを運ぶ青い鳥
業界ではM&Aコンサルタントをこのように呼んだりする。文字通り、中小企業のオーナーや家族へ幸せを運んでいるのだ。日本には2025年までに事業承継者がいない黒字の企業が60万社ほどあると言われている。もし黒字企業でオーナーが亡くなられた場合、残された家族は会社の株を相続する。その株価は時価で判定され、そこから控除額が差し引かれ相続対象金額がきまる。オーナーが人生をかけて大きくすればするほど残された家族へは巨額の相続税が降りかかる。相続税は現金納付となるため、資産売却や会社を売却する羽目になり家族・従業員全てが不幸になってします。それを防ぐためにも、オーナーが生前のうちから相続対策としての事業譲渡(株価の譲渡で必ずしも代表を辞めさせられる訳ではない)を検討されるといい。
M&Aにはこんなメリットある!!
地方で不動産業を営んでいる企業があったとする。不動産業は多額の資金を必要とする仕事で、銀行借入などで資産(投資物件)を購入してそれを開発し顧客へ売却することで利益を得る仕組みをとっている。元手が多ければ多いほど大きな資産を購入することができるため、チャンスが大きくなる仕組みだ。銀行融資を得る際には企業の信用(歴史、資本金、従業員数など)が必要となり、創業間もない企業は大きな借入ができず事業拡大に足踏みせざる得ない。そこで大手の不動産企業の傘下に入ると、大手企業の信用格付けで融資枠が設定してもらえるため借入枠が大幅に拡大する。地方で成長を希望する中小企業はM&Aを使った成長戦略もぜひ活用して頂きたい。大手の持つ経営資源を使ってこれまでにないステージに登ることができるのがM&Aのメリットだ。
身の回りのオーナーへM&Aを広めていこう
真面目な顔で『会社を売りませんか?」これはNGですので絶対にやめましょう。通常のラフな会話の中で、M&Aというものはこういうものなんだよと刷り込みをしてもらうのが1番効果があると思いますのでぜひ飲み会やゴルフで「社長もM&Aやってみますか?」と提案してみてはいかがだろう。
M&Aを通して地方がもっと活性化していく未来を夢見て今後も頑張っていきます。応援よろしくお願いします。
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