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yenta がつくりだす偶発的な出会い 〜味方、仲間、居場所ができる、人とのつながり~

yenta を利用して、未開拓の人脈を得て世界を広げる、NTT東日本の飯田さん。飯田さんの出会いがどのようなものだったのか、お聞きするなかで見えてきたのは、yenta がつくりだす偶発的な人の出会いでした。

人の数ほど知らない世界がある

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イェンタさん:
飯田さんの自己紹介をお願いします。

飯田さん:
NTT東日本で法人営業をしています。4 月から今年の大規模スポーツイベントに関わる部署に移動し、トラブル対応や、設備屋と外国ベンダーをつなぎ、調整業務を担当する予定です。

イェンタさん:
ありがとうございます。yenta はいつから使われましたか?

飯田さん:
1 年前ですね。2019 年 6 月 10 日に初めてメッセージを送った記録が残っています。

イェンタさん:
yenta を使い始めたきっかけを教えてください。

飯田さん:
Facebook と Instagram で yenta の広告を見ました。yenta を使い始める前から就活生向けのマッチングアプリを使用していて、マッチングへの抵抗感はありませんでした。ただ怖い面もあると理解していたので、信頼性があるサービスがいいと思っていました。yenta は東大コミュニティの紹介があったので、信頼できそうだと思い、使い始めました。

イェンタさん:
就活生向けのマッチングアプリは利用目的が想像しやすいですが、yenta はなぜ使おうと思われたのでしょうか?

飯田さん:
一言でいえば、好奇心です。様々な人の生き様に触れたい、話を聞きたいと思いました。人の数ほど生き様が異なっていて、何か知識や情報がもらえるかもしれません。全部吸収したいんです。

イェンタさん:
好奇心が強いのは、何かが影響しているのでしょうか?

飯田さん:
家庭教育だと思います。最近、やりたいことがわからない方が多いと聞きますが、何かしら興味を持てるものってあると思います。ニュースを聞いて気になる話題・気にならない話題があるように、そう言った直感は感受性が重要だと思います。母が私のことを考えて教育してくれたんだと思います。幼稚園の時から小学校中高学年向けの本を読み聞かせてくれました。また母は「ちょっと待って」と子供の興味を後回しにせず、させてあげることを意識していたそうです。その積み重ねから想像力と感受性が培われたんだと思います。
子供視点から言えば、色々覚えると承認してもらえるので、褒められることも重要ですね。日本の教育は “駄目” が多いように感じます。

イェンタさん:
yenta は実際に使ってみていかがでしたか?

飯田さん:
つながりたい業界の人と yenta で出会えたりするので、可能性は感じています。あと東北に対して興味が薄いと課題を感じました。“東北” が理由でメッセージをもらったことがありません。東北は人口も少なく、主力産業の魅力が伝わりづらい地域だからかもしれません。

イェンタさん:
お会いされた方で、印象に残っている方はいらっしゃいますか?

飯田さん:
2 社経験してから起業された社長さんに、「社外の活動はたくさんやってるから、1 回社内のことを真面目にやってみるといいよ。その会社でしか学べないことがある」とアドバイスをいただいて、納得しました(笑)。

イェンタさん:
他にも印象に残っている方はいらっしゃいますか?

飯田さん:
AI 業界で起業したい学生さんとの出会いで、つながりの連鎖を感じました。その方とお会いした時に今後カスタマーサクセス業界の人つながりたいと伺ったので、知人を紹介しました。そうしたらその知人がまた人を紹介してくれて、、、と紹介が続きました。気がついたら自分と再度つながって、結局つながるんだと思いました。

イェンタさん:
今後はどんな方にお会いしたいですか?

飯田さん:
私は地方の味方を作りたいので、お金よりも真面目にコミットしくれる人は全力で応援したいです。またライフスタイルの変化で東北出身だけど離れてしまった人に、関係人口として関わり続けてほしいと思っています。東京の幸福度が低いという調査結果もありますが、その要因として仕事以外で満足度が低くなりがちなようです。最近の就活生からも「必要なお金は稼ぎたいけど、やりがいを求めたい」という声をよく聞きます。副業でもいいので地方と関わりを持っておもしろさを感じてもらいたいですし、私たちもコミットしてくれる方を探しています。

人がつながり、仲間になり、居場所ができる

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イェンタさん:
元々飯田さんは地方のご出身ですが、なぜ東北への想いが強いのでしょうか?

飯田さん:
人ですね。最初はいち参加者として向き合うのが楽しかったのですが、仙台の人の生き様に触れて、一緒に頑張りたい、この人たちのために頑張りたいと思いました。仙台は都会とはいえ、狭いコミュニティなんです。誰かとつながっていると他の人とも出会えたり、つながりが多い人とつながると、仙台で有名な人とは接点が持てたりします。だから人とのつながりをとても大事にしていますし、お金じゃなくて、人でドライブする地域性なんです。企業もマネタイズを強く意識しすぎていません。

特に震災後は自分たちの力で何とか立ち上がろうという想いが強まったようで、その人たちを応援したい人が東京から来て、その姿に魅了されて残る人ともいます。何とか頑張ろうと結束している人たちの想いがとても熱いです。

イェンタさん:
飯田さんご自身も仙台の方々に魅了されたのですね。

飯田さん:
入社当初は、縁もゆかりもない東北で仕事以外の繫がり、居場所がない寂しさに入社 1 年目 10 月のタイミングではっと気づきました。その後活動していく中で、東北の人は私のことをおもしろいと受け入れてくれました。居場所ができたことは、私にとってとても大きかったです。また東北の熱い想いを持った人たちと一緒に過ごしていたら、自分のやりたいことが見えてきました。私のやりたいことも「一緒にやろうよ」って賛同して仲間になってくれたり、温かく見守ってくれました。

イェンタさん:
飯田さんがやりたいことは何ですか?

飯田さん:
人繋ぎと居場所作りです。学生さんや社会人など、もやもやもやしてる人たちと向き合って、悩みを言語化して、その人のヒントになりそうな人達をつなげたいです。居場所作りをして、自分には仲間がいて、孤独じゃない感覚を持って欲しいです。社外の人の中でも兄貴、姉さん、親分、先生と呼んでいる方々とは会社の人よりも会う頻度が多いですし、深い話ができる仲間です。本当にみんな家族みたいで、居場所があって、青春しているなって思います。

イェンタさん:
人をつなぐことは、お金にならなかったり、評価されにくかったりすると思いますが、そこに邁進できるのはなぜですか?

飯田さん:
意図して繋げようとしていません。自然にこの人とこの人は合うだろうなと思って、繋げています。

ただ回りまわって、本業に活きた体験もありました。お客の経営課題に応えようとすると、自社商品だけじゃなくて、知り合いを紹介することもよくあります。色んな協力をしてきた知り合いが複合機を買ってくれたり、コワーキングスペースを立ち上げられた時に、wifi を導入していただいたこともありました。そうすると会社の中でも認められます。最近は会社の中で、変わった人だけど頑張ってると評価してもらえています。

イェンタさん:
yenta ならではの良さってありますか?

飯田さん:
共通の知り合いがいない人とお会いできたことですね。今 Facebook で 2 〜 3,000 人ぐらい友達だけど、初めてあった人も 20 人ぐらいは共通の知り合いがいるんです。コミュニティが固まっていると発想も固まりがちなので、まだ会ったことがない人とお会いしたいです。とは言え、安心できる人とお会いしたいので、その点 yenta は質のいいユーザーが多いのですが、yenta ならではの良さだと思います。

イェンタさん:
最後にまだ使ってない人へメッセージをお願いします。

飯田さん:
就活生も社会人も、自分が使える人材かを試せます。yenta は与えたり、話せることがないと成立しませんし、プロフィールも書きにくいと思います。yenta を最初に使うためにプロフィールの棚卸しミートアップがあると、ユーザーが増えるかもしれませんね。

飯田さんの yenta の使い方

これまでのマッチング数、興味ありされている人数

スクショ

yenta はどのような目的で使っていますか?

面白い人にお会いしたいです。首都圏に移動した時は、本格的に使いたいです。

どのような人を右スワイプ (マッチングしたい) しますか?どれくらいの確率で右スワイプしますか?

プロフィール見て気になるポイントがあったら右ですね。”キャリア”、”地方”、”東北” は気になるキーワードですね。逆に、事業ビジョンやスキルだけを書かれているビジネス色が強い人はあまり興味が持てないです。10 人中 7 〜 8 人が右スワイプです。

多い時はどれくらいの人に yenta で会いますか?

飯田さん:
月に 1 人、お会いして、これまで 4 〜 5 人お会いしました。

マッチングした後はどのようなアクションをしてますか?

飯田さん:
東京来る予定があって、時間がありそうな時に日程調整をしてお会いしています。右スワイプは毎日しています。定型文のように感じるメッセージの場合はお会いしていません。

yenta について


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