見出し画像

2023年のきっかけ総決算!

皆さま、こんにちは。

MOVEDアドベントカレンダー2023、12月12日(火)を担当します。遠藤と申します。毎年の恒例になりますが、MOVEDメンバーも増えてきまして、毎年2記事なのが、今年は1記事になります。これが手抜きなのかどうなのかは、本記事を見てご確認ください(笑)

ちなみに、2021年、2022年は何を書いていたか、、備忘も含め、下記にリンクを残しておきます。


2023年のきっかけ(その1)

今年のきっかけとして、まず上げたいのは、いろんなイベントごとに顔を突っ込み、そして学生時代を思い出したことですかね(笑)。

まず、近いところでいうと、今住んでいる地域の吹奏楽団(北河内楽団)での発表会(定期演奏会みたいなもの)で、ちょうど先週末の12月10日に終わったばかりです。演奏会の企画主査としてプログラムを考えたり、チラシ作成・PR、当日の進行もろもろや司会原稿や演奏中の企画などなど、1つの演奏会の裏方作業をほぼメインでやらせていただきました。今の楽団に入って6年くらい経つ(コロナ禍で活動自粛が2年くらいありましたけど)のですが、仕事以外で、関西では縁も何もない中で楽団作業を通じてはありますが、演奏以外でも、大阪・枚方、京都・八幡を中心に様々な縁を結ばせていただいたことは実りではありました。

結構好評だったチラシ

実は僕自身、学生時代の高専でも、大学でも、いろんな他大学(東海三県、北陸三県、全国など)との共同での演奏会の企画委員なり、演奏メンバーとしても参加してたり、部活でも部長とかもやらせていただいたりしていたので、こうした演奏会までもワチャワチャ感や当日の喧騒なんかも大好きなんですよね(笑)。一般的に言えば、学校での文化祭の楽しさなんかに似ているかな。いろんな役割のメンバーで、1つの大きなイベントを作り上げていく。会社でも(もちろんMOVEDでも、今年初めての大きなイベントがありましたし)、地域でもそうですが、毎年何かの機会にこうした役回りを請け負うのも楽しいかなと思いました。

2023年のきっかけ(その2)

あと、同じような学生時代にやっていたという文脈で、映画感想文も再開しました。毎年、オリックス推しの記事を書いていたワタクシではありますが、野球ファンになる以前に、ずっとシネフィル(映画狂)でもあり、東京国際映画祭がまだ渋谷でやっていたときには結構見に行っていたりしました。野球は年に20試合くらい見に行きますが、映画は未だに200本くらいみていたりします(汗)

学生時代に「キネマ宅配便!」という映画感想文を上げるサイトを運営(今は閉鎖)していて、観た映画の感想は書いていたりしましたが、社会人になって、お金が手に入るようになると、みる本数も増えると同時に、映画感想を上げる時間がなくなり、Blogなり、Twitterなりがブームになると、ちょっと再開したりしていたりしていたのですが、結局仕事の忙しさにかまけて辞めてしまうなど、中途半端になっていました。(残骸が、今でもググると引っかかったりしますけどねww)

それでもこれはXなり、Facebookなりで、SNS経由でずっと見続けていてくれる人もいて、そんな人と年を超えて再開すると話のネタになったりするんですよね。

これも、リモートワーク中心の生活にここ2,3年になったことで、生活の中でも余裕ができ、満を持して再開してみました。とはいっても、どういう形で始めるかは決めてなく、まずは、このnoteで定期的に発信する形で再開しています。興味ある方は、このnoteの私のアカウントをフォローいただければと思います。

2024年のきっかけに向けて

最後に、2024年のきっかけに向けて、ちょっと真面目なお話を最後に書いてみようと思います。

最近、読んでいる私のおすすめ本として、この「2040年の日本」という書籍があります。よくある日本の経済なり、産業が、現時点(2023年)に比べ、2040年にはどうなっているかを予言する形の本ではあるのですが、話自体はよくあるものの、数字でお話をしてくれているので、よりリアル感が感じられる書籍になっています。

個々の数字やその根拠は本を読んでいただくとして、結構ショッキングなことが書かれていて、たとえば、

OECDの予測では、2020年から2030年までの年平均実質成長率は0.9%だ。しかし、日本政府の財政収支試算は、2%を超える成長率で予測されている。(中略)今後20年程度の日本の将来を考えた場合、労働力率が変わらなければ、人口の高齢化によって、労働力人口が減少する。平均年率でいえば、マイナス0.7~1.0%程度。女性と高齢者の労働力率の向上で、これをマイナス0.5%程度に抑えることは可能だろう。他方で、資本ストック率の増加率は、ほぼゼロだ。
 そこで、技術進歩、とくに「労働増大的技術進歩」が経済成長を決める。これは、主としてデジタル化の進展によって決まるだろう。これができれば、実質1%程度の成長が達成できるが、2%の実質成長は難しい。

「2040年の日本」第1章より

他にも第3章に社会保障(医療・介護)を中心としたお話があり(細かい話は割愛するとして)、現在の医療・介護保険や年金などについて、高齢化の進行によっても今と変わらない給付水準を実現するには、個人負担が現在のレベルの1.4倍(月収30万と仮定すると、現在月約6万ほどの税・社会保険関係の出費が、約10万ほどになる計算)になることが予測されています。

自分も介護の世界に身を置いて仕事をしていますが、医療・介護人材についても、現在(2018年度)の823万人(全就業者の12.5%)が、要介護の高齢者増加によって、2040年度には計画ベースで1065万人(全就業者の18.8%:ほぼ2割)が要ることが指摘されています。生産性向上が進んだと仮定しても1012万人、医療・福祉需要がそれほど増えないと仮定しても983万人という予測。いずれにしても、需要は下がることはないので人材問題は喫緊の課題になっています。

だからこそ、医療・介護面の人材を増やすべきだという議論はよく出るのですが、これが冒頭の経済成長の話を頭に入れると、医療・介護は他の産業に比べて、直接的に経済を底上げできる産業ではないんですよね(これは常に思っている)。。社会的には要るけど、経済・産業的にはそこに回る人材を他のイノベーションに回したほうがよい。こういう社会の現実を改めて知るとともに、これをどうにかせねばという感はヒシヒシと感じているところです。

今は60歳での定年、65歳まではシニア雇用で働き続けて、65歳から引退&年金受給というのが一般的でしょうが、多分、僕がシニアになる頃には、これが10年シフトして、70歳定年まで引き上がると思っています。高齢化は進むものの、医療技術の進展によって、平均寿命だけでなく健康年齢(日常生活も含めて、自由に動ける年齢)も確実に上がってはいるので、働き方はDXの進展、ロボットや自動運転をはじめとする自動化技術の浸透、メタバースを中心とした日常とデジタルの融合が一層進む(というか、進めなくてはいけない)と思ってます。まだはっきりとした目標はないのですが、2024年はいろいろな仕事の面で、この辺りの技術・様式を学べるきっかけを作っていきたいと思っています。

政治・経済と、コロナ禍が一段落しても決して明るい未来は見えない昨今ですが、一人一人の生活には活気が戻る2024年にしたいものですね。それでは皆さま、よいお年を。

サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ(笑)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?