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「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」:ドラえもんシリーズの中では異色の音楽映画。冒険色は薄目だけど、これはこれで面白い!
評価:★★★☆ (五段階評価:★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高、☆が最低) 原作ではなく、アニメとしてスタートしたドラえもんと僕は同い年。映画も第1作「のび太の恐竜」が公開されたのは1980年で、今年で44年目(映画としては43作目)。初代からの大山のぶ代世代から観ると、今のドラえもんは新シリーズと映るかもしれませんが、今の水田わさび世代に変わったのが2005年なので、それでももう20年(映画としては2006年公開の26作「のび太の恐竜2006」から)となるので本当
「劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦」:TVシリーズから続く劇場版FINAL第1弾。TVシリーズから続くのに絵がちょっと違うのが若干気になる。。
評価:★★★ (五段階評価:★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高、☆が最低) バレーボールを題材にした高校青春アニメ「ハイキュー!!」の劇場版。このアニメ、結構人気なのは前から知っていましたが、第1弾のアニメ版が公開になったのは2012年(コミック連載はその1年前)と今回の劇場版公開から遡ること12年前と結構古い。dアニメなどの各種動画配信サイトで楽しむことができますが、見ていただくと最近の「鬼滅の刃」や「SPY FAMILY」と違ってOPの作りも、主題歌もなんか昔のア
「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」:世界的人気ホラーゲームの映画化作品。ホラーなんだけど、ちょっとホンワカさをも感じる癒しムービー笑
評価:★★ (五段階評価:★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高、☆が最低) 2014年にPC向けゲームとして発売された同名ホラーゲームの映画化作品。僕は失礼ながら映画を見終わるまでゲーム原作ということを知らなく、本作の物語が実際のゲームの流れと合っているのか、それとも全くのオリジナルか今も判断しきれていないです。。ただ、主人公マイクのトラウマに関する、弟の失踪に関わる部分などは叙情的になっているところもあり、大してフレディーズのゲームの実況動画をチラッと見る感じ、単純に
「Firebird ファイアバード」:ソ連占領下での禁断の恋物語。同性愛どうのこうのより、この将校がひどい奴だと思う。。
評価:★★ (五段階評価:★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高、☆が最低) 日本をはじめ、西側諸国のLGBTQへの理解が急速に進んでいる昨今。もっとも進んでいるのはやはりアメリカで、ハリウッド作品とか見ていると、ディズニーアニメなどでも特に美化することなく、普通に同性への想いをシレっと描いているところはさすがだと思いますし、日本をはじめ、それ以外の国でも普通の恋愛映画の枠組みの中で、同性同士の恋物語を(ゲイムービーという固定の枠ではなく)ラインナップ化できています。ただ
「哀れなるものたち」:異形の女版フランケンシュタインが人間性を取り戻すロードムービー。ランティモス監督だから描ける異形の世界!
評価:★★★★★ (五段階評価:★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高、☆が最低) ちょうど、この感想文を書くころに決定した第96回米アカデミー賞で、クリストファー・ノーラン監督の「オッペンハイマー」と多くの賞を分け合うことになった本作。主演のエマ・ストーンに2回目のアカデミー賞主演女優賞をもたらすとともに、昨年(2023年)の第80回ヴェネツィア国際映画祭でも最高作品賞である金獅子賞も受賞している。多くの賞を受賞していることは良い作品であるパラメータにはなるものの、イコ
「マイ・ファミリー~自閉症の僕のひとり立ち~」:一人の人間が一人で生きていく苦しみを誰に共有していくかは普遍的な問い。。
評価:★★★ (五段階評価:★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高、☆が最低) 障害者の家族にとって(身体、知的問わず)、一番の悩みというのは当人がどう一人で生きていく自立ということはもちろんですが、彼ら彼女らの自立を取り巻く家族がどうサポートしていくかということ。兄弟やその息子・娘(甥や姪)などの親戚がいて、理解があればよいですが、かなり多くが両親だけが世話をしていて、他に身寄りがいても、その親戚たちに頼るのは申し訳ないという形で閉鎖的に生きているケースがほとんどではな