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【トレキャOBOG訪問 vol.15】武器を磨き、チャンスの時は全力でぶつかる。 BtoCメーカー マーケティング担当 / たんたんさん

こんにちは!
女性マーケティング集団【Trend Catch Project(トレキャ)グループ】のゆっか、のぞみです🐈🐾

社会で活躍されている人生の先輩方にOBOG訪問をして、学生に向けて発信する「トレキャOBOG訪問」!👏

第15弾は、BtoCメーカーでマーケティングを担当されている、たんたんさんにお話を伺いました!✨

▼1分で分かる!トレキャメンバー作成のグラレコ

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トレキャ関西メンバーのやすほが作成。

たんたんさん プロフィール

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新卒でBtoCメーカーに入社。営業、営業企画を経験したのち、現在はブランドのマーケティングを担当している。

受け身ではなく、主体的に行動する

ー 現在の仕事内容を教えてください。

ブランド戦略の立案から店頭販促・プロモーション・SNS運用などの実務まで、オフラインとデジタルの設計を一貫して担当しています。マーケティングはチーム戦なので、いかにメンバーと議論を発展させ良いものを作るかが重要だと思っています。私自身、周りの方からたくさん吸収することがあり、日々勉強中です!

ー 学生時代にはどのようなことを経験されていましたか?

大学では経営系の学部に所属しており、企業のマーケティングや競争戦略を勉強していました。ビジネスコンクールで準優勝するなど、かなり学問に没頭していましたね。

学外でも、学生団体や長期インターンなど様々なことを経験しました。

大学時代のテーマは、実務と理論の往復。高校時代は流れに身を任せることが多かったのですが、浪人を経験したことで自分を見つめ直し、大学では主体的に行動するよう心がけていました。大学受験の失敗による、満たされない思いが私を駆り立てたのだと思います。

ー 失敗をバネに、大学時代は様々なことに打ち込まれていたのですね。
そんなたんたんさんが、学生のうちにやっておいて良かったこと、逆にやっておけば良かったと感じることはありますか?

やっておいて良かったことは、たくさんの社会人の方々とお話しすることです。

大学の授業で企業と関わる機会が多く、実際に食品メーカーの方に提案した経験が、ビジネスの面白さに気づくきっかけになったこともありました。それからは、社会人の集まる交流会などに飛び込んで、積極的にビジネスマンとお話しする機会を作っていました。

逆にやっておけば良かったと思うことは、どんなに小さくても良いから、自分の手でビジネスをやってみることです。

最近では、メルカリなどのCtoCやD2Cサービスもあり、ビジネスを実行する垣根が下がっていると感じるので、企画・提案だけでなく実行してお金を稼いだり、誰かを喜ばせる経験はしてみたかったですね。

ー トレキャに所属する学生メンバーも、様々な活動をしています。たんたんさんから見た、トレキャの印象を教えてください!

イエプロ(トレキャの旧称)時代から大好きで、トレキャ応援隊と名乗るほど!(笑)メンバー同士の仲が良く、素直で一生懸命なところが魅力だと思います。また、常に温度感が高く、モチベーション維持ができていて本当に凄いです。

マーケティングは子育てのような、正解が1つではないところが魅力

ー たんたんさんがマーケターを目指したきっかけは何ですか?

話を遡ると、高校時代の話になるのですが…。当時は理系選択で、両親に「手に職をつけろ」と言われていたこともあり、薬剤師になるものだと思っていました。

しかし、高校の授業でユニクロのマーケティング戦略を学ぶ機会があり、正解がひとつではない考え方に面白さを感じ、そこからマーケティングの世界に惹かれていきました。今思えば、幼い頃にマークの図鑑の企業のロゴが載っているページがなぜか無性に好きでずっと見ていたので、その頃からブランドに惹かれていたのかもしれません。

ー マーケティングを軸に就職活動もされていたたんたんさん。なぜ、メーカー企業に就職したのですか?

マーケティングの中でも、自分はどの分野に携わりたいのか悩む時期があり、当時はものづくりのメーカーか、プロモーションに特化の広告代理店かで迷っていました。

そこからメーカーを選択した理由は、一つでも多くのお客様を喜ばせる商品を作りたいという想いがあったから。一つのブランドに特化して、我が子(商品)の良さをどうやって世の中の人に好きになってもらうかを考えるうえでお手伝いがしたいと思いました。

ただ、様々なブランドを見ていると商品の多くがその良さを知られていないことがほとんど。知ってもらうためには、広めるのも重要なプロセスになってきます。今は、実務を経験したことで広告の魅力を実感することが多く、広告の勉強をしたいとも思っています。

ー 就職活動時期に一番困難だったこと、またそれをどのように乗り越えたのか教えてください。

大学一年生の時から主体的に行動していたので、当時は周りよりも経験を積んできたと思っていました。それによる変な自信と、友人達の「あなたなら大丈夫でしょ!」の言葉に、傲りみたいなのものもありました。

就活を始めてみると、最終面接が突破できないという壁が、、。今振り返ると、当時の自分はどこか批評家のような考え方になってしまい、素直さと謙虚さが足りなかったのかもしれません。

入社後に営業を経験したことにより、今では「当事者意識を持ち自分に足りないものを見つけて、どうやって補うかを考えた方が成長するな」と感じるようになりました。

ー 就職活動は楽しかったですか?

そうですね、しんどい事もありましたが、大半は楽しかったです。
というのも、私は就活はいち通過点と思っていました。大学1〜3年生でやってきたことの集大成という心持ちで挑んでいましたね。

就活は、いろんな業界の最前線で働いている人たちに会える機会で、その業界のリアルな裏話も聞けるところが魅力。社会人と会話をする上で大事なのは “質問の内容” だと思っていて、人と違う目線の質問をするのが好きでした。

結局は、人と人とのコミュニケーション。そんなに身構えなくても大丈夫です!!

武器を磨き、チャンスの時に全力でぶつかる

ー たんたんさんにとって、マーケティングとは何でしょうか?

私は「買ってもらうための仕組み作り」と定義しています。我が子のようなブランド(商材)を輝かせるための、あらゆる手段の組み合わせがマーケティングであると考えていますね。

ー 学生時代からやりたかったマーケティングを仕事にされているたんたんさんですが…本当にやりたい仕事に就くために、意識していたことはありますか?

ぜひ学生の皆さんに覚えておいてほしいのは、就活はあくまで通過点であり、大事なのは入社してからだということです。

新卒採用では、職種別の採用はしていない会社が多いので、基本的には営業からのスタートになりますよね。そのような環境で入社してから希望の職種に就くには、周りと差別化を図る必要があります。

実際に、今の会社でもマーケティングをやりたかった私は、3つのことを意識していました。

①信頼をためていくこと

上司から依頼された仕事には、自分らしさを入れるように心がけていました。自分を魅せるべき瞬間にしっかりと魅せる、ということです。

②自分の武器を磨くこと

仮に社内で学べないことがあれば、社外で自分の武器を磨けば良い。本を読んだり講座を受けたりなど、自己投資を惜しみなくしていましたね。

③チャンスの時に全力でぶつかる

チャンスが巡ってくる瞬間に、今まで磨いてきた武器をいつでも発揮できるようにアンテナを張っていました。急な代打でも対応し、いつ仕事が回ってきてもいいように日頃から備えておく。

周りが力を発揮しないようなところにチャンスがあったりするので、手を抜かずしっかりとやりきるようにしていました。 

ー 「チャンスの神様は、前髪しかない」ということわざにもあるように、然るべき時に備えて、自分をアップデートし続けるのが大事ですね。
たんたんさんのように、マーケティングに興味のある学生にアドバイスをお願いします!

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マーケティングの入り口は、「なんか楽しそう、面白そう」でOK!
興味を持ったら、どんなところに魅力を感じるのか、マーケティングの中でもどんな分野で働きたいのかを考えてみてください。実務をされている方に話を聞く、インターンに行くなどして、実際に行動に移すのがおすすめです。

また、マーケティングに限ったことではないのですが、英語はできて損はありません。特に外資系企業は職種別採用が多いので、就活の際にも選択肢の幅を広げることができます。

さらにメーカーのマーケティングを志望している方がいれば、営業を経験しておくことをおすすめします。営業は商品がどのような流れでお客様の元に届けられるのかを知ることができるポジションで売上などの数字も強くなります。直接お客様の声を聞けるので、肌感覚が鍛えられその後のマーケティングにも活きてきます。

他にも話を聞きたい方は、ぜひお気軽にDMまで!

ブランドに寄り添ったマーケティングをし続けたい

ー マーケティングの道を貫いているたんたんさんですが、今後やってみたいことはありますか?

いつか自分でブランドを1から立ち上げてみたいという夢もありつつ、まだまだロングセラーブランドのお手伝いをしていきたいという思いもあるので、悩ましいところです(笑)。

ただ、この先もブランドに寄り添い続けたいと思っています。

ー 最後に、この記事を読んでいる学生へメッセージをお願いします!

今振り返ると、私もやりたいことを見つけるために悩む時期が長かったように思います。

やりたいことの見つけ方という話をすると…
自分の好きなことや楽しいことを考えて、とりあえずやってみる。やってみると、意外と向いてないと気づけることがあります。そう思ったら、すぐに引いて方向転換することも大切。

やってみて、向き不向きを判断して自分なりの軸を定めてみてください。応援しています!

まとめ

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たんたん さんとトレキャメンバー🐈🐾

「興味を持ったことにはまずチャレンジしてみる、その先にやりたいことが見つかる」と語るたんたんさん。やりたいことを実現するための努力を怠らない、チャンスを全力で掴んだ先に、今のたんたんさんのご活躍があるのだと感じました。

「メーカー就職、マーケティング職に興味がある」という学生のみなさんにとっても、参考になる点が多かったのではないでしょうか👀✨

たんたんさん、トレキャOBOG訪問へのご協力、ありがとうございました!🐈🐾

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