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寝る前に考えること

人と一緒にいる時間、ぼーっとする合間がないのは言うまでもない。「この人は今何を考えているんだろう」「なんて返せば笑ってくれるだろう」「私の話をしすぎて退屈になっていないかな」HSPの私には考えることが山ほどある。

本を読んでいる時や映画を見ている時、あるいは暇つぶしにYoutubeを見ている時、いずれにせよ私は一人でいるという気になれない。空想の世界に入り込み、もう一人の自分が違う人生を生きているかのような、そんな気持ちになってしまうからだ。

寝る前の数分間、この時間は考えることに集中でき、何もせずとも頭の中に言葉が浮かんでくる不思議な時間である。その日1日を振り返ることのできる時間でもあり、自分を省みることも多々ある。


最近寝る前は、「なぜ人は生きているのか」ということと向き合っている。

こんな無理難題、寝る前に向き合うもんじゃない。というか、生きていく中でそんなこと考え始めたら、人類の始まりまで戻らなきゃいけないぐらい答えのない問いだ。



①なんだかんだ楽しいから

結局はこれに尽きるのだと思う。そう思えている自分は心底幸せな人間だと思うし、そう思わせてくれる周りの人にもつくづく感謝である。「最近何も楽しいことがない」なんてぶつぶつほざいてしまう時もあるけれど、雲の上から自分を見てみると実は人生めっちゃ楽しんでるなって気がつく。

美味しいもの食べたり面白いドラマを見たり、そんなのでっかい幸せで、シャンプーの詰め替えがうまくできたとか、靴紐を綺麗に結べたとか、食洗機にピッタリ食器が入りきったとか、そんなことも全部全部実は楽しいし、面白い。SNSが流行して、instagramで旅行や友達とアウトドアに行っているのを見るたび、羨ましくなってつい自分は何やってんだろうなんて考えてしまうこともあったけれど、自分の楽しさは自分が一番わかってればそれでいいじゃんって最近思えるようになった。うーん、ちょっと大人になった??


②死ぬ理由がないから

極端な話だ。生きる理由がなくたって、死ぬ理由がなければ生きてたっていいじゃない。





生きるとか死ぬとかそんな大きなカテゴリーの話をこんなシンプルにまとめてよいものかと悩んだりもしたが、まあでもそう考えている自分もなんだかんだ楽しいので、これはこれでいいじゃんという結論に至った。



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