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発達相談にいってみるー長男まるの場合ー

逆さバイバイの件から、
まるの発達について気になりはじめた母。

寝かしつけに2時間かかったり…
機嫌の悪さがものすごかったり…
言葉もなかなか出てこなかったり…
ばくぜんと”幼い”感じがつよかったり…

成長とともに、
気になることはあげていくとキリなし(-_-;)

そして考えたその直後、
かならずあたまをチラつくのは
「発達障害なのかな…」
ということ(-_-)

まる1歳時代、
根本的に思考が不器用な母は
目の前のまるのお世話であっぷあっぷ。

発達相談窓口に行こう!
となる心の余裕がありませんでした✗

…というのはちょっとだけ言い訳で。


「もう少し大きくなったら色々かわるかも」

という”期待”に近い思いが
心にはあったのだと思います。

発達相談いってみようかな…
やっぱりまだ平気かな…
と、もはや日常的に迷っていた最中。

当時住んでいた場所の子育て支援制度に
少し物足りなさを感じていたり、
パパの職場までも遠かったことから、
違う地域に引っ越しをすることに。


まるももうすぐ2歳という、
新しい場所へ引っ越ししてから割とすぐの日。

発達相談をうけてみよう!
と思い立って、
窓口に電話をかけてみました。

なぜ相談へ行こうという
重い腰が上がったのかというと。

引っ越しとともに気持ちが
切りかわったり、
まるも2歳の誕生日を過ぎても
あいかわらず言葉が増えなかったり。

…というのはもちろん。

児童館に足を運んだ時に目にする、
2歳前後の同世代のお友達との発達の差から

「まるは同世代の子とはちょっと違う」

という現実を受けいれざるをえなく
なってきていたんだと思います。


これをやる!
となったらすぐにやりたい母。

しかし。
すぐに面談してもらえるものと思っていたら

「一番早くて1ヶ月後なんです~」

との返答がΣ(゚д゚lll)ガーン


このあとの様々な場面で、

発達関係の相談・受診窓口は
数か月待ちが基本である。

という事実を身をもって知るのでした(;´Д`)

それだけ
わが家のほかにも悩んでいる方がいる
ということなんですが。

気になりだしたら止まらない母は
もうその日が遠く感じて
しかたありませんでした(泣)

発達相談では、
畳の、広いひと部屋に3人の心理士さんが
離れて座っており、
同時進行で3人の相談を受け入れていました。
(見た感じ、まると同じぐらいのお子さんでした)

わが家の心理士さんは年配の女性で、

・名前をきかれて返事をする
・つみきをする
・型はめパズル
・単語を聞いて同じ絵を指さしたり
・絵を描く

1歳半検診でやるような内容を
ひと通りやりました。

まるはといえば、
はじめての場所で不安もあり、
でも周りも気になり…で、
心理士さんの言っていることの理解も
あまりしていない様子。

ひたすら並べたりつんだりは
家でも時々していたので、
つみきが目の前にきたら
なんとなく上に積み上げたりは
していたものの、

「これと同じようにやってみて」

という心理士さんの模倣の指示は
聞く耳もたずで
自分の好きに遊んでいました。

型はめは自分だけではできず、
絵をみて言われた物を指さすのは、
「くっく(靴)」
など簡単なものは1個か2個、
できたものもありました。

そんな様子を見ての心理士さんの総括は
「様子見」

『たしかに、
あまり目線を合わせなかったり
言葉が出ていなかったり
気になるところはありますが、
3歳をすぎるまでは
どんなこともはっきりしないので、
数か月後にまた面談をしたりして
様子を見ましょう』

とのことでした。

「様子見」という、
いちばんあいまいな結果に
母の心はさらにモヤモヤ…

(当時は知らなかったのですが)
心理士さんは

「そういう(発達障害の)傾向がある」

ということはやんわりと伝えられますが、
はっきりとした診断については
明言することはできません。

発達障害である、
診断ができるのはお医者さんだけです。

また、
発達相談にきた親御さんに、
「お子さんの発達面について
フォローが必要になるかもしれない」
ということを暗に示すだけでも
激昂してしまう親御さんもいたりするそうで。

余計に心理士さんがそういった面に
言及することは減っていると
のちにお友達のママさんから
聞いたりもしました。


そういった様々な諸事情も知らずに
発達相談に向かった母だったので。

心の中では、

「お子さんは発達障害の可能性があります」
と断言してもらうことを
実は待っていた気もするし、
「気にしすぎです」
と言ってもらうことを期待していた気もします。

そうであってほしくない、
と思いながらも心理士さんからの
断定的な言葉をまっていたのは、

「まるは発達障害なのか」をはっきりさせて
母自身の長期間のモヤモヤを解消したい!
という思いのほかに
もうひとつ理由がありました。

育児中の困りごとや、

「まるが他の子と少し違うんだよ。」

ということをパパに話しても、
まる以外の子どもと
あまり接したことのなかったパパには、
日常で感じる違和感を
いまいち理解してもらえておらず。

(日中仕事に行ってもらっていて
こどもと接する時間が少ないので、
しょうがないことではありますが💦)

この違和感をパパにも共有してもらうには、
公的な第三者の言葉が必要だと
感じていたからです。


そんなこんなで、
総合的に「様子見」の事実に
言葉にできない焦りを感じつつ、
はじめての発達相談を終えました。


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